ミカウの冒険日誌

前回は・・どんな海でも干上がらせる　かわきの石のちからで
海の魔物の正体をあぶりだした　ミカウたち
ついに決戦が始まる カルゼイ「我はファルザ―様の巻き起こせし　狂海よ！
貴様らを海のもくずと化してやろう」
ミカウ「よし　決戦だ！」
ミカウたちが駆けだすとカルゼイも反射的に動き出す
カルゼイは目から怪光線を出した
ミカウたちは動きを止め攻撃をかわす
そこにさらにカルゼイが追い打ちをかける
カルゼイのストレートパンチを受けたミカウは剣から伝わった攻撃の反動で動きを止められた
ミカウ「くっ」
カルゼイは近づいてくるウィザたちを衝撃波で吹き飛ばした
カルゼイ「フン　所詮はこの程度か　つまらぬ」
ミカウ「すぐ　そーやって　自分の勝利を確信しやがって
　そこがてめーらの敗因だ！」
ミカウは素早くカルゼイの下に移動し　剣を一振りした
カルゼイ「くあぁ」
ミカウは追い打ちに連続でパンチを繰り出した
ミカウの背後から仲間たちが飛び出してくる
ウィザ「連続メラガイアー！」
センド王「さみだれ突き！」
ガルサ「タイガークロー！」
ジルバ「渾身切り！」
カルゼイ「ぐはぁ」
ミカウ「天下無双！」
「おらおらー」
カルゼイ「くおおおお」
カルゼイは巨大な水の竜巻を起こした
その竜巻は　カルゼイの体を包んだ
ミカウ「あれは」
カルゼイ「ふぁーはっは　これで貴様らも近づけまい！」
「激流によって生み出されたこの竜巻は近づくものすべてを吹き飛ばす！
最強の水だ！」
ミカウ「だが　所詮は水か」
カルゼイ「フン　だが貴様らが思っている以上の力だ」
ミカウ「ならいいぜ　水なら冷やせば凍るしな」
ミカウの言葉にウィザがなるほどと笑う
カルゼイ「なに　どういうことだ」
ミカウ「分からないか」
ミカウの背後からウィザが飛び出てくる
ウィザ「マヒャデドス！」
ウィザが放った氷はそのまままっすぐ　カルゼイの作った竜巻に突き刺さる
カルゼイ「ぐおおおお・・・」
カルゼイを包んだ竜巻はそのまま凍り付いた
ミカウ「正解は凍るってところでした！」
カルゼイ「が・・が・・が」
ミカウ「さーってととめだ！」
ミカウの体がオーラに包まれる
ミカウ「聞こえるぜ」
ミカウは走りだすと凍った竜巻に剣を一振りする
ミカウ「剣が叫んでるぜ　てめーをぶったぎれるってな」
竜巻が粉々にはじけ飛ぶ　
ミカウ「地獄の海におぼれろ！」
ザシュ
カルゼイ「ぐあああ　申し訳ございませんファルザ―様ぁぁ・・・」
カルゼイは紫の煙に包まれ消え去った

ミカウ「やったか・・」
カルゼイの
倒されたヴォルス海岸の中央には　かわきの石が転がっている
ミカウがかわきの石をもっていくと
見る見るうちにまた海の水が戻っていった
ミカウ「これで　あの夕焼けに似合う　きれいな海になったな」
ウィザ「ですね」
ミカウ「今回も無事　一件落着です！」