ミカウの冒険日誌

前回は・・遺跡に襲い掛かってきた　ギルナスたちと対峙するミカウたち
ギルナスの部下の魔物たちは全滅させることに成功
最後は　碑石をかけてギルナスとの最終決戦！
ミカウたちの周りには無数の炎の竜巻がある
ギルナス「フン　フン　フフン」
ギルナスは余裕でタップを踏んでいる
ギルナス（さーて　そろそろ終わらせちゃうか　早く帰りたいし～）
ギルナスは槍を高く掲げた
ギルナス「これで終わりだ！」
ウィザ「まだだ」
ギルナス「あきらめの悪いやつめ　すべてを破壊するこの竜巻の前では貴様らは圧倒的に無力なのだ！」
ウィザ「竜巻は竜巻で消す！」
ギルナス「ふぁ！？」
ウィザは高く飛び上がると　全身に力をためた　
ウィザは片方の手に氷のような力を起こした　そしてもう片方の手に風のような力を起こした
ウィザ「氷結呪文マヒャド！」
「真空呪文バギマ！」
ウィザの両手にある力がどんどん強まってゆく
そしてウィザは両手に持っていた力を一つにまとめた
ウィザ「はあぁぁぁぁ」
「合体呪文！　バヒャド！」
するとウィザの前には氷を宿した巨大な竜巻が出来上がった
ギルナス「！？」
氷の竜巻は　炎の竜巻を飲み込むと次々と消し去っていった
ギルナス「！？」
そして　その氷の竜巻はまっすぐギルナスに向かって　突進していった
ギルナス「ぐわああ」
竜巻はギルナスを飲み込んで爆発した
冷たい煙の中からギルナスが出てくる
ギルナス「ぐ・・ぐ・・　貴様ら　許さんぞ」
ミカウ「許してもらえなくてけっこうさ！」
ミカウは素早くギルナスに近づき　目にもとまらぬ連撃を浴びせた
ミカウ「くらえ！　全身全霊切り！」
ギルナス「ぐわはぁ」
後ろに勢いよく飛んでゆく　ギルナス　しかし　ギルナスが飛んだ先には碑石があった
ギルナス「おおー！　丁寧に碑石の前まで運んでくれるとは！　これで任務は終わり　この場所ともおさらばというわけだ！　フハハハ」
ギルナスは振り返って歩き始めた瞬間　体を何かに切られた
ギルナス「ぐはぁ　なんだ！」
転んだ　ギルナスの前には　オーラに包まれたミカウがいた
ミカウ「フン　わざわざ　俺が攻撃できるために　長々としゃべってくれるとはな」
ギルナス「！！」
ミカウ「剣が叫んでるぜ　てめーをぶったぎれるってな！」
ミカウは力いっぱい振り上げた剣をギルナスに勢い良く振り下ろした
ギルナス「ぐはぁ～！　くっそ・・どんだけ強いんだ・・　だがもうあのお方が・・」
ギルナスは紫の煙に包まれ消え去った
ミカウ「ふ～　あぶなかったぜ」
ウィザ「何とか倒しましたねー」
ミカウ「よっしゃ　街に戻るかー」
ウィザ「ですね～」