ミカウの冒険日誌

前回は・・常闇の軍勢を倒しながら進んでゆくミカウたち
さらに進んだ先で　ミカウたちは常闇の剣の魔物と最終決戦を始める ガルマザイナー「ははは　ファルザ―よ　魔界帝様を敵に回したこと　公開させてくれるぞ」
ファルザ―「ふん　我にはミカウやその仲間たちがいる　かつて　皆が一つになって我を倒したように」
「力を合わせれば　貴様なんぞ　一ひねりなのだ」
ガルマザイナー「ほほう　復活の過程で随分と性格も変わったようだな　しかし！多くの人間どもを苦しみの底に落とし死に追いやったのも貴様だ　まさか勇者を手助けして　その罪滅ぼしをしようとでも考えているのか？」
ファルザ―「我は闇の底から　呼び戻されるときに誓った」
「それは　今までの魔王としての自分との決別　そして盟友としての自分自身との出会いだ！」
ガルマザイナー「ならば　その腐った考えをここで　正してくれよう！」
ガルマザイナーは空中に瞬間移動すると　闇のボールを投げつけてきた
ファルザ―「これしき！」
ファルザ―はマントをひるがえし　そのボールをはじき返した
ガルマザイナー「ぐお」
跳ね返ったボールを当てられたガルマザイナーは地上にたたき落とされた
その衝撃で動きが止まる
ファルザ―の背後から　ミカウが飛んでくる
ミカウは目にもとまらぬ　素早い剣技で　ガルマザイナーを切る
ガルマザイナー「ほほう　以前より少しは強くなったようだ　油断はできぬな」
カラード「がーはっはー」
カラードは笑いながら飛び回り　鋭い爪を突き立ててくる
それをかわしながら　ウィザは魔法を放つ
ウィザ「神速メラガイアー！」
いくつもの火球がカラードに向けて飛ぶ
カラードは上空を素早く旋回して　かわした
ウィザ「くっ・」
センド王「さみだれ突き！」
カラード「ぐあーはっは　貴様らぁ　数打てば当たるという　発想なんだろうが　そうはいかねーぜ！」
「俺のスピードをなめるなぁ！」
カラードはものすごい勢いで　ウィザたちに突進した
ウィザ「ぐあああ」
ジルバ「くっ　弾丸並みのスピードだ」
カラード「ひゃっひゃー　スピード狂の俺に勝てるものなら勝ってみやがれぇ」
ジルバ「おらおらぁ！」
ジルバは　横にいるガルサと並んでカラードにすさまじい連撃を浴びせる
その連撃の中の一振りがカラードに直撃する
カラード「ぐわあ」
ジルバ「まだまだー！」
動きの止まったカラードを　さらに攻め立てる
カラード「あぶねーあぶねー　油断するとなかなか　ボコられるじゃねーか」
「だが　今のはもう学習したぁ！　ほらほら　攻撃してみやがれぇ！」
ウィザ（やみくもに打っても　よけられる　何とかいい攻撃はないか）
ジルバ（こいつ　スピードは速いが攻撃には弱いな　今のような隙を作れれば　行けるな）
ウィザたちは　戦略を頭の中で巡らせながら　余裕の笑みをうかべる　カラードに向けて　身構えた