ミカウの冒険日誌

前回は・・ミカウたちはガルマザイナーに押され　たおされてしまう
ガルマザイナーは常闇の扉を封印する大結界を破壊しに向かう
しかし　そこで立ち上がったミカウたち
傷だらけのミカウたちを見たファルザ―は　スライムベホマズンを呼び出し　そのキズを回復した
ミカウたちのキズもすっかり治って　再び準備万端！　ついに最終決戦へと向かう ガルマザイナー「奴らの足止めさえしておけば問題はない」
ガルマザイナーはゆっくりと剣を振り上げ　目の前の巨大な結界めがけて　剣を振り下ろす
しかし　その一撃は　結界によってはじかれてしまう　
ガルマザイナー「なんだ・・と？」
「さすが　大結界ぃ」
ガルマザイナー「何者だぁ！」
ガルマザイナーの目の前に余裕の顔をうかべたミカウたちが歩いてきた
ガルマザイナー「ぬううう　貴様らぁぁ　さっきあれだけ痛めたはず！　なぜぇ！」
ミカウ「ファルザ―のおかげさ　スライムベホマズン君に回復してもらったのさ」
ガルマザイナー「おのれぇぇ　だがぁ！　貴様らはここでたおすぅ！」
ミカウ「いいぜ　ラストバトルだ！」
ミカウとジルバが素早く　ガルマザイナーの目の前に移動する
その背後にはウィザたちがいる
ウィザ「暴走魔法陣！」
ウィザが敷いた陣の上に　センド王とファルザ―が乗った
ミカウたちの動きは素早かった
素早くガルマザイナーを何度も切りつける
ミカウ　ジルバ「さみだれぎりぃ！」
ガルマザイナー「があああ」
ウィザ「神速メラガイアー！」
ファルザ―「連続ドルマドン！！」
２人が放った呪文は　暴走魔法陣によって暴走して　ガルマザイナーの下にとんだ
ガルマザイナー「がああああ」
「おのれぇ！　お返しだぁ！　連続ドルマドン改！」
無数の闇の塊が飛ばされた
ウィザ「呪文はお任せを！」
「マホカンタ！」
ウィザの目の前に作られた光の壁が　すべての闇の塊を跳ね返した
ガルマザイナー「ぐおお」
「はぁ　はぁ　大結界さえ破壊できれば」
ガルマザイナーは再び　大結界に向けて　力強い一撃を入れた　
ミカウ「魔封の碑石の力が高められているからな　そう簡単には破れないぜ」
ガルマザイナー「くっ・」
ミカウ「終わりだ　ガルマザイナー！」
「剣が叫んでるぜ　てめーをぶったぎれると！」
ガルマザイナー「！！」
その時どこからともなく　声が響く
｛生きろ！　戦え！｝
ガルマザイナーの体を包むように　闇のオーラがどこからともなく降りてきた
ミカウ「！？」
ガルマザイナー「ふうわあああーはっはは」
「ウオオオ　常闇の魔界に対する封印が弱まったようだぁ」
ガルマザイナーの体が紫の邪悪なオーラに包まれ　目も赤くなった
ウィザ「なんと・・　結界は破られていなくとも　結界自体は弱まっていたのか・・・」
ガルマザイナー「今なら何もかもすべてを破壊できるぞぉ！」
ミカウ「そいつはさせねー！」
ミカウは目にもとまらぬ動きで　ガルマザイナーに切りかかる
しかし　ガルマザイナーはそれを素早く弾き飛ばす
その衝撃でミカウの体が大きく吹っ飛ぶ
ガルマザイナー「ははは　雑魚がぁ！」
ウィザ「くっ　強化されただと・・」
ミカウはゆっくり立ち上がると　ジルバたちとともにガルマザイナーに切りかかる
しかし　ガルマザイナーは剣を一振りし　全員一気に吹き飛ばす
ミカウたち「うわああ」
ガルマザイナー「はあ！」
片手から放たれた無数のエネルギー弾にウィザたちも吹き飛ばされる
ガルマザイナー「はっははは　雑魚がぁぁ！」
ガルマザイナーは結界に向かって高く飛び　着地と同時に　勢いよく剣を振り下ろす
しかし　まだ結界は壊れない
ガルマザイナー「しぶとい奴め・・　だが　そろそろだ！」
ミカウ「まだだ」
ガルマザイナー「ぬっ」
ミカウ「この世に照らせない闇などない　だよなウィザ！」
ウィザ「ええ！」
ウィザは目の前の魔法陣に乗った
ウィザ「ディバインスペル！」
「ギガデイン！」
ミカウ「ホーリーライトフラッシュ！」
ガルマザイナー「ぐうおおおお」
２つの光がガルマザイナーを包む
ガルマザイナー「貴様らぁ　許さぬぞぉぉぉ」
ミカウ「許してもらえなくて　結構さ！」
「今度こそ　剣が叫んでるぜ　てめーをぶったぎれると！！」
ミカウはガルマザイナーを取り囲む激しい光の中のガルマザイナーめがけて渾身の一撃を振り下ろした
ガルマザイナー「ぐおあああ」
「魔界帝様お許しをぉ」
ガルマザイナーを包む光が弱まると　ガルマザイナーはそのまま紫の煙に包まれ　消え去った
ミカウ「はあ　はあ　終わった・・のか」
ウィザ「ですね・・」
ミカウ「ふう・・　なんとか　勝ったな！」
ミカウたちはその場に倒れ込むと　一息をついた
ミカウ「結界は無事だ」