ミカウの冒険日誌

前回は・・アルスカでの激闘が続く
一方　センドでもまだミカウはボータスと戦っていた
ラチャオ「ちょい　ガチになっちゃったね」
ジルバ「ここからが　本番というわけか」
ラチャオ「そぉそぉ　そんな感じぃ～」
ジルバ「まぁ　こっちも常闇の軍勢の数が減るのはけっこー助かることだ　だからここでお前をぶっ倒すぞ」
ラチャオ「はいはい　かかってきちゃってー」
ジルバとゴイスが勢いよく駆けだす　
２人はラチャオと激しく剣をぶつけあう
ラチャオ「すきありぃ～」
ラチャオはゴイスの脇腹にキックを入れる
ゴイスが部屋の扉を破って外に吹っ飛んでゆく
笑っているラチャオの背後から　ジルバが切りかかる
ラチャオは高く飛び上がり　その一撃をかわすと　空中からかかと落としをする
ジルバはそれを素早く剣で防ぐと　上に乗ったラチャオを弾き飛ばした
ゴイス「うおおお」
後ろからごいすが飛んできた
不意打ちを食らったラチャオの体をわずかにゴイスの槍が貫く
ラチャオ「くっ」
ラチャオはそのまま後ろに飛びのき　建物から出た
２人もその後を追う
走り続けるラチャオは　預り所に飛び込む
そして　追いかけてきたジルバたちに切りかかる
とっさに剣を振ったジルバが　預り所のカーテンを切り裂き　中にいるラチャオめがけて　再び剣を振った
ラチャオ「おりゃあ」
後ろに下がったラチャオがダイの上に乗った金庫を落とした
落下の衝撃でこじ開けられた金庫から　無数のアイテムが降り注ぐ
ジルバ「ぐがああ」
２人はそのアイテムの山に飲み込まれた
ラチャオ「ひゃっはー　も～これ僕の勝ちかな～？」
グランゼドーラではなおも　ミカウとボータスによる戦いが続いていた
街のメインストリートで剣をぶつけあう2人
ミカウ「おらぁ」
ミカウは剣の塚で　ボータスの胸をつく
体勢を崩した　ボータスにミカウがとびひざげりを決める
勢いよく吹っ飛んだボータスの体が近くのホテルの窓を突き破って中に入ってゆく
ボータスは素早く立ち上がり　テラスから上の階へ上った
ミカウは高く飛ぶと　ボータスを追って上の階へ上がった
中に　突っ込んだ２人がガラス戸を粉砕して中に入る　
ミカウ「全身全霊切り！」
ボータス「うおおお」
ミカウが素早くボータスに近寄り　キックを放つがボータスによけられ　ミカウの足が　近くのテーブルをふっ飛ばした
ボータス「はは　アンタあの魔王様より楽しいな」
ミカウ「ほほー　それはうれしいことで」
ボータス「だがな」
ボータスは身をかがめると　そのまま勢いよくミカウに突進した
ガードしきれなかったミカウの体が部屋の扉を破って　廊下に飛び出す
そのままミカウは奥に走り抜ける　そしてエレベーターホールまで逃げ込んだ
ボータス「さあ　もう逃げ場はあらへんで　ここでくたばれぇ！」
ボータスは高く飛び上がりミカウに切りかかる
その時エレベーターの扉が開いた
ボータスは中から出てきた人を突き飛ばしエレベーターに飛び乗る
ミカウはそのエレベーターに飛び込み　中のボータスに切りかかった
そして　扉が閉まると同時に　狭いエレベーターの中で　体をぶつけあった
そしてミカウはそのまま天井を破壊し　外に出た
ボータス「上にまいりまぁーす」
ボータスがエレベーターのボタンを押すと　エレベーターが上に向かって動いた
ミカウ「！」
ものすごいスピードでエレベーターが最上階に向けて動き出す
ボータス「こっから脱出したアンタが悪かったな」
ミカウ「フン」
ミカウは剣をエレベーターのモータ部分に突き刺した
その瞬間　エレベーターがぴたりと止まる
その衝撃で中にいたボータスの体がエレベーターの中を激しく飛び回った
そしてミカウは近くの階の扉を破壊するとフロアに入った
そのミカウを追って　ボータスが　上がってきた
ボータス「予想外な行動をとるあたりも面白い　もーちょい楽しもうや」
ミカウ「そーだな　お前が地獄の底に落ちるまで　付き合ってやるぜ」