ミカウの冒険日誌

前回は・・グライナザリオに無力化され　玉座まで連れてこられたミカウたち
しかし　ミカウたちは途中から目を覚ましていた
そして　気絶したふりを装い玉座に入る
そこで　一気に勝負をつけようとするミカウたちは再びグライナザリオに戦いを挑む ファルザー「魔王の真の力　とくと見るがよい！」
ファルザ―はそういうと一瞬にして　グライナザリオの前に移動し　剣を突き出す
グライナザリオは僅かに体を横にそらし　ファルザ―の腕をつかむと背中にキックを入れた
追撃をくわえようとするが　ファルザ―を取り囲む　オーラに弾かれ　体勢を崩す
ファルザ―「ダークネスラッシュ！」
「魔空狂乱脚！」
すかさずたたき込まれた　連撃にグライナザリオはかわしきれず体を吹っ飛ばされる
飛ばされたグライナザリオは壁をけり　勢いを倍増させて　ファルザ―に突撃した
ファルザ―は空中に瞬間移動し　グライナザリオを叩き落とした
床にたたきつけられたグライナザリオは素早く立ち上がり　降りてきたファルザ―の追撃を防ぐと　わずかな隙に攻撃を入れる
ファルザ―「ぬっ」
グライナザリオは高く飛び上がり　壁のくぼみに手をかけ　よろけているファルザ―の首を足でしめる
そのままグライナザリオは上に上にと移動する
グライナザリオ「ふふふ　このまま一気に肩を突けようか？」
ファルザ―「それは　ないな」
ファルザ―は全力でひじうちを放ち　グライナザリオの足から逃れると　壁から手を離したグライナザリオを床にたたきつけた
そして　空中からエネルギー弾を連続で浴びせる
その様子にアクルスザートの表情が曇る
アクルスザート「ほほう　グライナザリオに傷をつけるとは　やはり　そこは魔王というだけあるのか」
ミカウが静かに立ち上がり剣を構えた
ミカウ「俺も　ファルザ―と同じ１００％パワーになってるぜ」
ミカウは高く飛び上がり空中から　連撃を仕掛ける
その背後から　ファルザ―が切りかかる
すかさず後ろに腕を回し　前後からの２人の攻撃をガードした
歩き出したミカウに足払いをかける
ミカウは転んでしまったが　転びざまにグライナザリオの足をつかんだ
そして　膝後ろに回した足で　素早く膝を責める
一瞬体勢を崩したグライナザリオにファルザ―が攻撃を仕掛ける
ファルザ―の振り下ろした剣がグライナザリオを切った
グライナザリオ「ぐっ」
素早く体制を立て直したグライナザリオはファルザ―の首に手をかけ
足払いをかけながら　前転をして　ファルザ―の全身を固めた
ファルザ―「魔王に固め技とは・・」
「１００早いぞ！」
ファルザ―は全身からすさまじいオーラを放った
グライナザリオ「ぐっ」
その力にグライナザリオの手が緩んだ
ファルザ―は素早く手を広げ　グライナザリオの手から逃れると
床に倒れている　グライナザリオを切りつけた
グライナザリオは立ち上がり　ファルザ―に攻撃を仕掛けるが　ファルザ―は素早く受け流して　連続攻撃をたたき込む
グライナザリオ「ぐっ」
後に小さくよろける
ファルザ―「貴様は私を随分とコケにしてくれた」
「ふふ　ミカウよ剣の声が聞こえてきたぞ」
ミカウ「おおー　ファルザ―もこの声が聞こえたか」
ファルザ―の剣に闇の力が　ミカウの剣には光の力が集まった
ファルザ―「真の闇を見るのは　魔王様を侮ったものだ！」
ミカウ「剣が叫んでるぜ　てめーをぶったぎれると！」
２人は高く飛び上がると　同時に剣を振った
ミカウ　ファルザ―「ダークライトダブルスラッシュ！」
２人の剣から放たれた　波動が　グライナザリオを切り　その体を大きく吹っ飛ばした
グライナザリオは天窓を破って　外へと落ちていった
そして　２人の剣から放たれた波動はまっすぐ玉座に進み
ガードウォールを破壊し　奥に座っている　アクルスザートを貫いた
アクルスザート「ぬおお」
ミカウ「おーっと？　予想以上の威力だな」
すると　奥に座っていたアクルスザートがゆっくりと前に出てきた
アクルスザート「フッ　どうやら私は貴様らのことを見くびっていたようだ」
「だが　もうよい　今度はこの我が直々に貴様らを魔界帝様の下に送ってくれよう！」
ミカウ「あとは　こいつだけだ　いこーぜ」
ファルザー「そうであるな」
アクルスザートの背後でジルバたちも起き上がった
ジルバ「今度こそみんなで倒そう！」
ミカウ「おっけーっすよぉ」
「じゃあ　いくぜ」
アクルスザート「さぁ　どこからでもかかってくるがよい！」