ミカウの冒険日誌

前回は・・討伐隊の剣フェイスが率いる討伐隊が　風車の塔を占拠する魔物の軍団を倒した
そして　隊長ソルドから本部に戻ってくるよう言われる
どうやら伝えたいことがあるようだが？？
フェイス「ただいま戻りましたぁ」
ソルド「おお　よく無事で戻ってきてくれた」
「本当は今日そなたを出撃させることは気が進まなかったのだがね　魔物がどうしても　強いものだったそうで」
フェイス「私を出撃させることをためらっていられたのですか？」
ソルド「うむ　なにせ　そなたは今日誕生日ではないか」
「先ほど　そなたに伝えたいことがあるといったな？　それを今言わせてくれ」
「お誕生日おめでとう！」
フェイス「！」
ソルド「これはわたしからのプレゼントだ」
ソルドは一本の剣を掲げた
「我が部隊の剣よ　いつものようにその剣技を光らせてくれ
フェイス「ありがとうございます！」
フェイスはもらった剣を腰に掛けた
フェイスはちょうど剣を一つなくしたばかりで　物足りなかった腰に剣を指した
フェイス「大切に使わせていただきます」
ソルド「うむ」
ソルドは笑顔で　うなづいた
ソルド「よし！　今日はフェイスの誕生日を祝うぞ！」
一同「おおー！」
ソルド「実はそなたのために　すでにフルコースを用意してあったのだぞ？」
フェイス「そうだったのですか！」
フェイスたちは豪華なごちそうをおなか一杯食べ　幸せなひと時を過ごした
そして夜が明けた



ソルド「おはよう　フェイス　新たな武器を手にした姿は一段と光っておるな　ふふ」
フェイス「ありがとうございます」
ソルド「さあ　今日も戦いだぞぉ」
フェイス「はい！」
フェイスはグレン領に来ていた
ソルド｛今日はグレンを占拠する魔物どもとの戦いだ　準備はいいな？｝
フェイス｛はい！｝
フェイス「さて　今日から俺は二刀流だ！」
フェイスは愛用している剣と　ソルドからもらった剣を掲げ　目の前の魔物の大群に向けて走りだした