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???(たす・・て・・かう)
???(れ・・あ・・の・・ろ・・)
ミカウ(最近同じ夢をよく見る 闇に包まれた城でどこからともなく響く 透き通ったきれいな声 ただ 毎回言葉はとぎれとぎれに聞こえる)
(ただの夢なのか 何かを語りかけているのじゃ)
この夜もミカウはその声を耳にした
そして ベッドから体を起こした
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ミカウ「また あの夢か・・ 夢に出てくるあの城はレセリア」
ミカウはふと窓を見た そこには風に揺られる木々があった
ミカウ「あ~あ~ 不思議な夢を見るボディーになってモータですな」
そういってミカウは再びベッドに入った
(この時 まだ知らなかった この先に知る運命のことなどまったく・・)
やがて窓からまぶしい光が差し込む その光にミカウは目を覚ました
ミカウ「ん ん~」
ミカウは体を起こして大きく伸びた
ミカウは服を着替えると 外に出た
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今日も外は晴れていていい天気
ここはカレスの村
近くにはレセリアという街があって多くの人はこの村とレセリアを行ったり来たりしている
ミカウは少し歩くと すこし離れたところに見えるレセリアの城を見た
ミカウ「最近君の夢をよくみるぞー! 一体なんなのですかー!」
「って城に言ってもしゃーなっすぃんぐか」
その時後ろから声がした
「ミカウー!」
ミカウはその声に振り返った
ミカウ「おー リルナじゃーんおっはー」
リルナ「おっは~」
彼女はリルナミカウの前からの友達の一人で魔法の使い手
リルナ「てか 今なんか叫んでなかったー?」
ミカウ「ああー 最近ねなんか同じ夢をよく見るんだー」
リルナ「同じ夢?」
ミカウはああ といいながらレセリアの城のほうに体を向けた
ミカウ「あのレセリアから きれいな透き通った声が聞こえるんだ」
リルナ「へ~ それで そのきれいな声はなんていってるの?」
ミカウ「それが毎回とぎれとぎれでよくわからないんだ」
「たす・・て・・かう れ・・あ・・の・・ろっていってるんだ」
リルナ「確かによくわかんないねー」
ミカウ「ああー ほんとに不思議な夢~」
リルナ「でも気になるならレセリアに行ってみればー? もしかしたら何かわかるかもだよー」
ミカウ「そだー そうしましょう!」
リルナ「そおだその前に ちょっと近くの泉にいってこよー」
ミカウ「おっけーですよー」
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ミカウは村の奥にある泉まで来た
この泉には精霊がいるとされていて
その水は全身で浴びても服が濡れない不思議な水で
病気の治療なんかにも役に立っている
そこには一人の男の姿があった
リルナ「あれー? ロスキーじゃないー?」
ロスキーと呼ばれた男が振り返る
ロスキー「おおー リルナにミカウじゃないかーい」
ミカウ「やっほぉ~ ゆーあーふぁいーん?」
ロスキー「あーちょい風邪気味かな それで この泉の水をかるくあびようとね」
ミカウ「オーウ 全アストルティアの皆様ー! 風邪をひかれたらこの泉へ! 精霊様のご加護にあやかり風邪が治ったり治らなかったりでーす!」
「ってゆーくらいの効き目ですかね」
ロスキー「確かにそーかもマイティ―ソー!」
そういってロスキーは泉に飛び込んだ
ミカウ「あいつほんと風邪気味なのか?」
リルナ「元気そうだけど・」
少ししてロスキーが出てきた
ロスキー「ん~ 少し良くなりましたかな」
そういってロスキーは泉から飛び出してきた
ロスキー「わーお もう服がかわいちゃった」
リルナ「そういえば このあとミカウとレセリアの街に行こうと思ってるけど どーする?」
ロスキー「ほほーう そういえば そろそろレセリア オリジナルの新しい武器がほしいと思っていたところだし いきますかー!」
ミカウ「よっし そーときまれば お決まりですなーっと」
「ってー お風邪の方は大丈夫で?」
ロスキー「泉に流してもらいました」
ミカウ「おっけー それでは~ レセリアにレッツゴー!」