ミカウの冒険日誌

前回は・・灼熱鳥フェニックスとの戦いが続く
そんな中　リルナが放った極寒マヒャデドスにより戦況は一気に変わる
弱体化したフェニックスに一気に畳みかける
フェニックス「ぐ・・ぐおお」
ミカウ「今の一撃でだいぶ弱ったみたいだな」
ロスキー「もう一気に畳みかけてしまうっきゃねーっすね！」
ミカウは高く飛び上がり剣を一振りした
フェニックス「ぐぎゃあ」
フェニックスはミカウの攻撃を受けると　空高く舞い大きく旋回した
そして　空中から　灼熱の炎をはいた
ミカウ「ぐっ」
ミカウは　片手で　顔を覆うと後ろに飛んだ
フェニックスは空中で方向を上げながら今度は火の玉をはなってきた
ミカウ「うおりゃあ」
ミカウは剣を振り飛んでくる火の玉を次々と破壊した
ミカウ「どんなもんじゃい」
リルナ「まだ　氷を当てられたりないみたいね」
「はあああああああ」
「極寒マヒャデドス・連！」
リルナの杖から巨大な氷の塊がいくつも放たれ　フェニックスに向けてまっすぐ放たれた
フェニックスは火の玉を打ち　飛んでくる氷の塊を次々破壊したが　一つ壊しそこね　それが背中に突き刺さる
フェニックス「ぐ・・うあ」
とどめに放たれた氷の塊でフェニックスが下に落ちてくる
フェニックスが落ちてくると目の前にミカウがいた
ミカウ「剣が叫んでるぜ　てめーをぶったぎれると！」
ミカウは剣を高く掲げると　そのまま振り下ろしフェイニックスを一刀両断にした
フェニックス「ぐええええ」
フェニックスは紫の煙に包まれ消え去った
ロスキー「ふぅ　たおしたか」
一同が息をつく
ミカウ「なんとか　行けたな」
「よし　テオスさんに報告だ！」
ミカウたちは神殿を後にした
テオスは村の広場でプロメテ火山を見上げていた
テオス「おお　火山の動きが落ち着いたようだ・・　もしや倒されたのか」
ミカウ「ええ　村を脅かす危険な怪鳥は僕たちが倒しました」
テオス「おお　この度は本当にありがとうございます　もう　なんとお礼を申したらよいのか」
テオス「せめてこの村１の部屋にお泊りください　最高のおもてなしをさせていただきます」
ミカウ「そんな　ありがとうございます」
テオス「いえいえ　あなた方はこの村を救っていただいた　英雄にはこれくらいのことはしなければ」
その夜　村では宴が開かれた　怪鳥討伐を祝って村中の人が歌って踊って　夜を過ごした
ミカウ「魔王を倒せば世界中があんなふうになるのかね」
ロスキー「そりゃ～なー　少なくともレセリアはお祭り騒ぎだろうよ」
ザクルフ「俺も鍛冶のショーとかやってみようかな」
ミカウ「ぜひ見て見たいものだぜ」
ザクルフ「おおー？　そいつは本心か～？　それならいいのだが～」
ミカウ「半分本心です」
ザクルフ「半分かーい　ま　それならよかろう」
ミカウ「って　いいんかーい！」
ミカウたちの笑う声が響く
その真上にあるプロメテ火山は今まで暴れていてつかれたかのように静かに煙を上げていた