ミカウの冒険日誌

前回は・・城の地下水路に巣食う魔物を倒したミカウたち
魔物に捕まっていた人たちも助け　ついに地下水路を脱出する
ミカウ「報告します　読み通り　地下水路に魔物がいました　その魔物は大臣のホルナスさんに化けていて　本物のホルナスさんは僕たちで助けました」
兵士長「そして　それと同時に捕まっていた者たちは全員助け　先ほど　皆　無事にそれぞれの場所へと帰ったようです」
セドリア「ほほう　よかったよかったふふふ　これでアストルティアのすべての異変が解決された　魔王ジャイルバークの奴も焦り始めていることであろう　はっはっは」
ミカウ「しかし　考え方を変えてみれば　５つの異変は　魔王の力を蓄える時間稼ぎでもある」
「その異変がすべて解決された今　魔王の力はＭＡＸに等しいです」
セドリア「なるほど　いよいよ奴も準備ができたということか」
「ふふふふふふふふふ」
「はーっはっはっはっはっは！」
「我が国の精鋭部隊は！　最強なのだ！　これを張り巡らせば　少しは持ちこたえよう」
ロスキー「そーゆことかｗｗ」
ザクルフ「笑い方奇抜すぎんだろ」
ミカウ「一瞬魔王かと思ったぜ」
セドリア「おおすまんすまん　わしの自慢でな　この精鋭部隊は」
「まあそれも　これも　我が城の兵士長ゴラトムのおかげであるのだ」
ゴラトム「これはこれはおはずかしい　王様の手腕のおかげですよ」
その時　扉がはじかれるように開く
兵「大変です　空が何やら不気味な色になり始めているんです！」
ミカウ「まさか・・　魔王が！」
兵に追加の連絡が入ってくる
兵「たたたた　大変です！魔物の大群が襲い掛かろうとしてきているそうです！」
ゴラトム「王！　ご命令を！」
セドリア「レセリア王軍全員進軍せよー！」
ゴラトム「はー！」
ゴラトムは玉座を飛び出していった
ミカウ「俺たちも　いくぜ！」
ミカウたちも玉座を飛び出した
ミカウたちは城下街に出てきた
高台から見ると　無数の魔物たちが地上に降り立ち　城下町に向かっていくのがみえた
ミカウ「は～」
「いくぜ！」
ミカウたちは街を飛び出すと　兵士たちに加勢して　魔物たちを次々倒していった
街も精鋭部隊が取り囲み　侵入してきた魔物を一匹残らず　倒していった
ゴラトム「レセリア精鋭団団長街をがっちりと守ります！」
セドリア王は屋上まで来た
セドリア「今こそこの守りの剣を！」
セドリア王は祭壇に上がると　台座に乗せられた剣を手に取り　力強く台座に差し込んだ
その瞬間街の壁が　巨大な壁に包まれた
セドリア「よし・・これで少しは」
無数の魔物が襲ってくる中ミカウたちは　次々と攻撃をいれて　たおしてゆく
ミカウ「全身全霊切り！」
ロスキー「ギガブレイク！」
ザクルフ「超さみだれ切り！」
リルナ「爆裂イオグランデⅢ！」
アリシア「フロストクラッシュ！」
ラミーナ「フロストスラッシュ！」
ラミナス「ライトニングウェーブ！」
魔物たち「ぐぎゃぎゃあああ」
ミカウたちがあたりの魔物たちを倒し　方で息をしたとき
空中にあった　紫の円盤から煙が噴き出した
その煙の勢いは強く　ここまで風が吹きつけてきた
やがて風がやむと　そこに黒い鎧に包まれた　禍々しい者がいた
ザクルフ「あれはまさか・・」
ロスキー「あいつこそが」
ミカウ「魔王ジャイルバーク（ジルバ）！」
ラミナス「ついに現れましたか」
ジャイルバーク（ジルバ）「久しぶりの外であるな　ふふふ」
ジャイルバークは下を見下ろした
ジャイルバーク「随分と空気が変わってしまったようだ　まあよい　今から我が　最も美しい世界へと作り替えてやろう！」
魔物たち「魔王ジャイルバーク様！！」
魔物たちは一斉に空中に向かってひざまずいた
ジャイルバーク「はっはっは　表を上げよ部下たちよ　破滅の宴の序章だ」
ミカウ「いくぜ・・　あいつを食い止める」
ミカウたちは一斉に武器を構えた