ミカウの冒険日誌

前回は・・ザルカバースの圧倒的力を前に苦戦するミカウたち
そこに現れたのは　かつてミカウがグロストンの岩山で倒したグロドランだった
グロドランはミカウ側に加勢するといよいよザルカバースとの最終決戦が始まる
グロドラン「しかし　この者　なかなかにやりおるな」
ミカウ「こいつは　魔王とその部下が１つになってできたまぁまぁにやばい奴だぜ」
ザクルフ「あの図体の割には小回りがきく　さらには力もけた違いだ」
グロドラン「なるほどな　まさに我らが尊敬せし　強き好敵手！」
「しかし　かつて我らの力を超えた　すんだ瞳の者たち　その瞳の清さにかけ　我が力を貸そう」
ミカウ「あざまーっす　ってわけで　最終局面だ！」
ミカウたちは一斉に走り出した
ミカウ「ホーリーブレード！」
ロスキー「斬月！」
ザクルフ「カラミティブレイク！」
リルナ「閃光ジゴデイン！」
アリシア「デスクラッシュ！」
ラミーナ「デスラッシュ！」
ラミナス「ゴッデスストライク！」
ゴラトム「ウェイトクラッシュ！」
セドリア王「マスターブレイク！」
グロドラン「煉獄の鉄槌！」
ザルカバース「ぐおおお」
「インドラの矢！」
「ジゴスパーク！」
ザルカバースはミカウたちの激しい攻撃を受けながら　怒涛の反撃を繰り出してゆく
ザルカバース「が・・・・グラァ！」
ザルカバースが勢いよく腕を振るうと　ミカウたちの体がおおきく飛び近くにある　建物のガラスを突き破って　中へ入ってゆく
グロドラン「ぐおおおおお」
グロドランは高く飛び上がり　ザルカバースに連続攻撃を仕掛ける
ザルカバース「邪魔だぁ！」
ザルカバースは腕を大きく振るい　グロドランに一撃を入れた
グロドランは近くの預り所の壁を壊しながら　吹っ飛んだ
ザルカバースはグロドランに追撃を掛ける
預り所の壁を突き破って　中に入ると　立ち上がったグロドランに再び攻撃を仕掛けた
グロドランは強力な一撃でザルカバースを大きく吹っ飛ばし　後の壁を大きく破壊し　外に吹っ飛ばした
そこにミカウたちも駆け付けて　さらに　攻撃を仕掛ける
ザルカバース「ぐおおお　人間どもがぁぁぁ！　ぐおぉのれぇぇ！」
ザルカバースは全身からすさまじい衝撃波を放ち　ミカウたちを吹っ飛ばす
その衝撃波であたりの柱や街路樹が崩れ落ちてゆく
吹っ飛ばされたミカウたちに追撃を入れるように攻撃を仕掛けたザルカバースの動きを止めたのはグロドランだった
グロドラン「うおおおお」
ミカウ「おりゃああ」
動きのとまったザルカバースにダメージを与え続ける
ザルカバース「はああああ！」
グロドランの腕を振り払ったザルカバースが　その手でミカウに殴りかかる
ミカウがそれを横に飛んでかわすと　その腕は後ろの噴水を破壊した
ミカウ「おいおい　街を壊すのもいい加減にしろよな～」
「・・・だがな」
ミカウがそうつぶやいた瞬間ザルカバースはミカウにとびかかった
するとミカウは一蹴りでザルカバースを吹っ飛ばした
ミカウ「そろそろ　終わりにしたいところだ」
ミカウの体がオーラに包まれ始める
ミカウ「剣が叫んでるぜ！　てめーをぶったぎれるってな！」
「こいつは確かにそう叫んでるぜ！」
ミカウは勢いよく目を見開くと　ザルカバースに向かって走り　剣で一刀両断した
ザルカバース「ぐおわあああああ！」
「ぐおのれぇぇぇ　人間がぁぁぁぁ」
「我がごんなぁ　にんぐうぇんぐぉときにぃ！」
ザルカバースの体が紫の爆発を上げる　そして　やがて地面に倒れたザルカバースの体は紫の煙に包まれ　消え去った
ミカウ「はぁ　はぁ　やったのか」
ザクルフ「どうやら　そうみたいだな」
ロスキー「魔王の息の根を見事に止めたってわけだ」
ザルカバースの消え去ったレセリアは静かな空気に包まれていた









激闘の果てついに魔王ジャイルバークを撃破！！
次回　最終回！