ミカウの冒険日誌

前回は・・校内で生徒が何者かに斬りつけられる事件が発生
その話はミカウたちの耳にも入り？
昼休み　ミカウたちはそれぞれに分かれて　学校内を見回りした
ミカウ「しかしな～　見回りするとは言ったものの　どう見回ろうかな～」
ミカウはいちごみるくを片手に自分の席にいた
ミカウ「う～ん」
ミカウは廊下側の窓越しに　様子を見ていた
ミカウ「２－３前異常なし！」
ミカウは立ち上がると　廊下を見回った
ミカウ「２－３周辺も異常なしっと」
ミカウはその後　２階を行ったり来たりした
すると下の階からナミオがきた
ミカウ「おお～！　ナミオ～　１階の方は？」
ナミオ「異常なしって感じだ　ほんと　昨日の夜そんなことがあったのか～！って感じ」
ミカウ「ほほう？」
中庭では３人の生徒がいた
生徒「や～　昨日出した動画めっちゃバズってやばかったわ～」
「まだ　伸びてる感じか？」
「そりゃあもう」
「とりあえず　また新作作るしかないわー！」
「だな～」
生徒たちが話していると　校舎裏から何かが来た
生徒「うおい！　裏になんかいるんじゃん」
裏から伸びた影は徐々に姿を見せた
そのものはフードを深くかぶっていて　顔は見えないが　和服に身を包んだものだった
その者は腰に掛けた刀を静かに抜いた
生徒「あ！　こいつ！　今日リノア先生が言ってた」
刀を振り上げた瞬間生徒たちは逃げ出した
しかし　その者は素早い動きで　生徒の背後を突き一振りした
生徒「ひゃ！」
刀は生徒の背中を浅く切りつけた
生徒「おい！」
？？？は切りつけられた生徒による２人を見下ろすと　さらに刀を振り上げた
その瞬間　どこからか剣が飛んできた
その剣がフードをきれいに切り裂き　後の地面に深く突き刺さった
？？？「ぬっ」
？？？は斬られたフードに手を掛けると　そのまま立ち去った
生徒「え？」
「おい！　いいから早く逃げるぞ！」
「ああ！」
２人は斬られた生徒を連れて　去った
その後　物陰からミカウが姿を出した
ミカウ「まったく　またまた脅威のお出ましってやつか」
ミカウは地面に刺さった剣を引き抜くと　腕の中にしまった
ミカウ「ウェリオっち！　中庭で今回の件の犯人らしき奴がでてきたぜ！」
ウェリオス「なに　本当か？」
ミカウ「ああ　そいつは　フードをかぶっててよく顔が見えなかったから　せめて顔だけでもと　剣をぶん投げて　フードをザクザクーってやってやったが　すぐに逃げられたよ」
ウェリオス「ほほう　ということは　生徒を守ったのだな！」
ミカウ「ん？　あ～まあ・・」
ウェリオス「さすがだ～！　いやいやさすがロゼフのクラスの者　そして２度学校を守ったもの」
「あ～　これは英雄生徒となれる！」
「いや　英雄の称号は俺の！・・いや　しかしこれは我が化学式の中には・・」
ミカウ「とにかく！　今度そいつが出てきたら　やっつけてやるってゆう　意気込みでしたー！」
ミカウはそのまま準備室から去った