ミカウの冒険日誌

前回は・・レフォールの村で時を過ごすミカウたち
そこはオーナーのフォーゼルにも深い関わりのある村であった
ミカウたちはギルドに戻ってきた
ミカウ「はー　レフォールの村　なかなかいいところだなー」
カイル「これから　定期的に行ってみてもいいところだなー」
ミカウ「フォーゼルさんもあんな村に密かに入り浸っていたなんて　隅におけないぜ」
そこにシャルルたちがきた
シャルル「おっ！　ミカウたち　元気にやってるかい！」
ミカウ「おういえ！」
ロキ「何でもこのあたりで凶悪な魔物が最近になって頻繁に報告されるようになってるらしいぜ」
ミカウ「何それ面白そう！」
カイル「反応早かったなー・・」
シャルル「こいつは　俺たち　キノウノヨゾラが狩るか　ミカウパーティーが狩るか」
ミカウ「どっちでしょうかねぇ〜」
ヴァンパ「でも何人の冒険者を葬ったような　やばい魔物だから気をつけるんだぜー」
ロキ「戦うんなら　死ぬんじゃねーぞ　お互いにな！」
ミカウ「おうよ！」

シャルルたちが去った後ミカウパーティーに一瞬沈黙が流れる
ミカウ「よし！　その凶悪な魔物を倒そう！」
カイル「となったら　まずは情報収集やな」
ロメオ「こーゆー時の街や村だ　レフォールに行ってみようぜ」
ミカウ「そうだなー」 村人「おお　この前の冒険者さんじゃないか　またきてくれたのかい？」
ミカウ「ええ　実は　ここ最近近くで凶悪な魔物が報告されてるって聞いたんでね」
村人「ああ　角牙獣ガルードのことかな」
カイル「ガルード？」
村人「ああ　何でもでかい角に　牙を持ったそれはでかい魔物らしい」
「実を言うと　この近くによく出没しているんだ」
ミカウ「なるほど」

ミカウたちは村の中を歩きながら　話をしている
ミカウ「さっそくわかったのは　その凶悪な魔物はガルードってやつで　この近くが根城のようだな」
歩くミカウたちは　村の奥で手当てをされている冒険者を見かけた
ミカウたちはそこに走る
ミカウ「どうしたんですか？」
僧侶「ああ　冒険者さんたち」
「いや実は　この方が近くで倒れていたんですよ」
「何とか手当てと回復魔法で　峠は越えました」
ミカウ「もしかして　ガルードにやられたんじゃ」
冒険者「あんた　ガルードを知っているのかい」
ロメオ「ああ　何だがこのあたりに生息しているクソやばい魔物ってことぐらいはな」
冒険者「奴に挑むなら気をつけたほうがいい」
「あいつは　ものすごい勢いで突進する技を持っていてな」
「そいつをモロに喰らって　このざまだ」
ミカウ「なるほどな」
ロメオ「もう一つ　教えてほしいことがある　そいつはどのあたりによくいるんだ」
冒険者「ここから少し離れたところにあるラードの岩山ってとこだ」
「気をつけるんだぞ・・　冒険者さん」
そう言って　冒険者は力尽きたように眠った
僧侶「まだ　傷口が悪さをしているんでしょう」
「少し休ませてあげましょう」
ミカウ「そうですね　そして　こんな目に遭うやつが出ないように俺たちが倒してやらなきゃな」
カイル「ギルドに戻って　クエストを漁ってみよう　もしかしたら　ガルードを討伐してほしいって依頼があるかもしれない」
ミカウ「そうだな」

ミカウたちはレフォールの村を後にするとギルドに戻った