毎年1回開催されるドルボードグランプリが今年も行われました。
今年はエルトナ大陸が舞台。
木かげの集落からカミハルムイ入り口まで。
エルトナ大陸の特徴としては、背の高い植物がたくさんあることと、ハザードの位置がかなり意地悪(誉め言葉)、更に橋の上にモンスターが確定でいるというところ。
このモンスター、特にアズラン地方はモンスターの数も多く、よくぶつかってタイムロスしてしまいます。
プクランド大陸カップでもありましたが、ハザードとハザードのわずかな隙間をすり抜けるルートもあり、タイム短縮のためいかにこの場所で足止めを喰らわないかが最大の課題でしたね。
また、スタートしてすぐに線路の下をくぐるのですが、ハザードの位置が絶妙なのと、唯一通り抜けられる場所に石があって、ここによく捕まってしまいました。
更に、イナミノ街道には低い柵がいくつもあり、ハザードを回避しようとしてこの柵に引っかかる、さらに低木や竹にもひっかかる、という自然のトラップもあって、最初はルートの見極めも難しかったですね。
今回、モンジさんが来てくれていて、前回までのドルボードプリズムをもらえる事もできますが、何と言っても新作のドルゴールが用意されているのは嬉しい限りですね。
最低7回やらないといけないのは大変ですが…
そんなこんなで何とか7回走破して、タイム別報酬もコンプリートしてきました。
運がよかったのか、4分50秒を切る好タイムでした。
ブーストをかける場所をもう少し絞り込めるとタイム短縮できそうですね。
そして、今回の新しいドルボードプリズムは
こんな感じでした。
エルフらしい羽が付いた、虫のようなフォルムのドルボードですね。
相駆らわず立位タイプですが、やはりこの形状がドルボードとして完成されたもののようです。
また、ドルゴールはDQ8のキラーバンサーに乗る時のBGM。
実はDQ8は全くの未プレイで、どんな曲なのか知らなかったのですが、広い世界へ(氷の領界のフィールドBGM)のアレンジなのですね。
こちらは軽やかな曲調が「冒険しているぜ!」と感じさせます。
BGMと言えば…
DQの音楽を作ってくださったすぎやまこういち先生がご逝去されました。
すぎやま先生はゲーム音楽というジャンルをこの世に作り出した第一人者でもあります。
幅広い知識とレパートリーを持ち、若い頃からその力を発揮されていました。
DQと関わるようになったのは、エニックスが出していたゲームのアンケートはがきを送った事がきっかけだと聞いてます。
当時すでに40歳を過ぎていた先生でしたが、作曲意欲は衰えを知らず、次々と名曲をこの世に生み出してくれました。
Ver6やDQ12が遺作となるようですが、DQが続く限り先生の曲も続いていくのでしょう。
次の曲担当がどうなるかはまだ分かりませんが、最後に作られた曲がどんなものなのかを楽しみにしつつ、先生のご冥福をお祈り申し上げます。