梅雨寒の日が増えましたが、如何お過ごしでしょうか。
ごきげんよう、私です。
先週からジューンブライドイベントが始まり、
嬉々として地面から湧く腐った花嫁のヴェールを毟り取っていると思います。
もしかしたらクエスト名の「白きヴェールの乙女」というのは、
ウエディングールの事なのかもしれないですね。
ところでジューンブライドは6月の結婚を意味しますが、
何故「6月」なのでしょうか。

「知っておるかね?」
「zzz…」
6月は英語で「June」(ジューン)
これは全知全能の主神ゼウスの正妻であり、
結婚と母性、貞節、結婚生活を司る女神Juno(ユノー、ジュノ)の名前に
由来しているそうです。
Junoは美の女神アフロディテにも負けない程の美女だったらしく、
ゼウスは彼女が好きな鳥に姿を変えて何度もプロポーズに行ったんだとか。
いやぁまさにゾッコンと言うヤツですね。

…もう二人別に妻がいるのにね。
そして正妻となることを条件に結婚を承諾
ゼウスとジュノの結婚式が、ギリシャ全土で盛大に行われ、
ゼウスとジュノは永遠の愛を誓った。
これが、結婚式の始まりと言われている様です。
そんなジュノの名が由来の6月に結婚すれば、
ジュノのご加護を受けて、生涯幸せになれると言い伝えられているのが
「ジューン・ブライド」(6月の結婚)というわけです。
素敵な話ですね~

…まぁゼウスその後浮気するんですけどね。
最高神めちゃくちゃ俗物じゃねーか。
とはいえ、そんな浮気性のゼウスに対してジュノも頭に来ていたようで、
(ヘラクレス)
浮気相手との間の子に狂気に陥れ、自分の子を炎の中に投げ込ませたり、
(ジュノの侍女・イオ)
浮気相手の女性を毒虫攻めにしたりと…。
嫉妬深いってレベルじゃねーぞ!
まぁそれと言うのも、ジュノはとある他の女神と同一視されています。
「ヘラ」
神話やゲーム、ファンタジー等に造詣が深い方は、
もうご存知かもしれませんが、
ギリシア神話では婚姻と母性、貞節を司る永遠の美女であると同時に、
非常に嫉妬深い女性とされています…。

「でもゼウスが浮気しなければ嫉妬深いって言われなかったんじゃね?」
「いばらのムチ」
「アッハイ」
とまぁ、なんやかんやあってジューンブライドの話でした。
今日から始まるイベントの後半はどうなるんでしょうね。
「勝ち組宣言」
「曰くありげなヴェール」
「何か企んでるっぽい新婦の姉妹」
フラグ乱立ですね。
リオネルがくるんでしょうか。
…あ、そっちじゃないか。