毎年、アストルティアのプリンセス・プリンスたるにふさわしい人を選ぶ公式イベント、アストルティアプリンセス・プリンスコンテスト。
応募して、第五代レンダーシアプリンセスに選ばれたのが三月。
五月、受賞同期メンバーは、サブろくさん主催のプレイヤーイベント「冠コレクション」で初めて全員が出会い、交流を始めた。
さて、アスコン受賞の特典のひとつとして、今年は「スライムドーン!!」や「スライムもりもり」の作者、かねこ統先生によりイラスト化され、Vジャンプ誌面に掲載してもらえることになっていた。
いつ掲載されるかはわからないので、同期の中にはVジャンプを定期購読し始めた人もいた。
そしていよいよイラストが掲載されたのは八月発売のVジャンプ本誌、ではなく、Vジャンプブックス「ドラゴンクエストX オンライン 6th Anniversary SHOW TIME!!!!!!」だった!
イラストは集合絵になっていて、物語を感じる格好良さ!
作品をそのままイラスト化したのではなく、作品をしっかり理解してくださった上で描かれているのがよくわかる絵!
同期メンバー大騒ぎの中、お祝いに、イラスト化された集合絵をドラクエ10の中で再現しようという企画が提案される。
絶対おもしろい! すぐにやろうってことにはなったのだけど、難しさを乗り越えられるかはちょっと不安だった。
サブろくさんを含めた十五人が同時に集まることができるのか、という問題。
同盟ふたつ分近い人数で、しかも、興味のある人なら誰でも参加可、という訳にはいかない。
本人がいないと意味がないし、ひとりでも欠けるとむしろ、欠けた部分が目立ってしまうかもしれない。
決行したのは八月下旬。
とてもおもしろかった。
集まったこと自体がすごいことだと思ったし、テキパキ打ち合わせていく同期を頼もしく感じるし、その一員でいられることの誇らしさよ。
手際よく進むのだけど、多分、写真を撮る人はみんなが陥る例の「次の一枚の方がもっといい写真なのでは?」という症状にかかって時間はかかる。
個人的にはむしろ望むところだ! と思っていた。だって、ひとりでもそうなるのに、こだわりある人がこんなに集まっているのだから。
メイン撮影係はサブろくさん。
ポーズを取っている人は動けないから、良い構図で撮るためには動ける人がいる。
サブろくさんは、実はアンシラさんのスカートの中にいる!
撮影中「やだ、ちょっと! くすぐったい!」ってアンシラさんが(言ってません)。
どうにか撮り終わり、かねこ先生のTwitter宛てに、写真とお礼の言葉を送ったらとても喜んでくれたご様子!
広く見てもらいたいと思い、お知らせ掲示板にも投稿、掲載されたのが九月の初旬。
余韻に浸る九月が終わり、十月の頭に運営から手紙とメールが届いて騒ぐ同期たち。
メールは、Vジャンプ編集部からの伝言を伝えてくれていた。
曰く、かねこ先生が受賞者に今回のイラストをプレゼントしたい、と。
誰も予想していなかった贈り物!
ドラゴンのように首を長くして待つ十月、そして十一月。
もしかしてクリスマスプレゼント? という話題が出始めたころ、運送業者から配達予告のメールが届いた。
受け取ってまず驚いたのはその大きさ。
想像よりずっと大きい!
集合絵と個人絵の二枚!
かねこ先生のサイン入り!
額縁入り!
紙の実在感、込められた魂のようなもの。
集合絵の格好良さを改めて感じるし、個人絵では、集合絵で隠れていた部分も見ることができる。
全員が受け取った後、Twitterで絵をいただいたことの報告・お礼・発表をした。
もう次のアスコンが近い十二月に、また「おめでとう」と言われるなんて。
振り返ってみて、今回の一連のできごとの純粋さが嬉しい。
イラストのプレゼントからは、再現写真を受け取ったかねこ先生の喜びの大きさを感じる。
もちろん、プレゼントされたくて再現写真を撮った訳じゃなくて、喜びと感謝を表現したくて行ったこと。
そして、野暮と知りつつ嬉しいからバラしちゃうんだけど、運営からのメールにも、再現写真は運営も嬉しかったって書いてあった。
ここにある共通の思いはとても純粋なもので、相手が喜んでくれると自分も嬉しい、というただそれだけ。
難しいことを気にせず、嬉しいありがとう! だけで進んでいったのが今回のできごとで、その純粋さをすばらしいと思う。
そしてやっぱり改めて何度でも思うわけです。
応援してくれたみなさま、どうもありがとう。
おかげさまで、楽しく過ごしております!
Twitterをやっていない人も、Twitterで「#5代目アスコン」と検索すれば一連のツイートを見られるので良かったら見てね!