フロヲラのプレイヤーイベント

バージョンアップが近づいてきましたね。
つまり、アフロにする季節がまたやって参りました。
風物詩アフロのお時間です。



■風物詩アフロとは？

バージョンアップ前にはアフロにして、来たるべき新バージョンを待つ、アストルティアの厳かな風物詩です。

アフロを見た人たちが、「ああそろそろバージョンアップなんだなぁ」と思う、季節の移り変わりを示す風流な儀式です。

詳しくは、拙日誌を見てください。
http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/158600746010/view/4333310/



■風物詩アフロの集いとは？

せっかくなので集まって写真を撮ろうというイベントです。
ゆるく集合、ゆるく解散。
何をするわけでもありません。
街行く人にアフロをアピールすることが目的です。


今回の推奨ドレアは「　春色ドレア　」です。
たまにはシンプルなドレアテーマで！
色とりどりの春色アフロが咲き乱れるのを楽しみにしています！
もちろん、普段の格好でも構いません。あくまで推奨ドレア、です。



本当にただ叫んでるだけなのでお気軽にお越しください！



■写真の公開について

このイベント撮った写真はTwitterや冒険日誌上で公開する予定です。
参加者・見学者の方も、冒険日誌、ブログやTwitterで自由にアピールしてください。

ハッシュタグ： #風物詩アフロ


見学も歓迎！
プレイヤーイベントに慣れていない方も、どしどしお越しください！



■今回の物語　（読み飛ばし可

『

高台に置かれたテーブルからは、きらめく海がよく見えた。
「ねぇ聞いてる？」
カフェラテの香り、暖かな風に時折混じる潮の香り。
空に飲まれる他の客の静かなざわめき。
かもめの鳴き声もここが海の街であることを教えている。
「おーい」
穏やかなこの季節だけの特別席。
昼前のこんな穏やかな日は、レテリオさんも暇なのか、柵に身体を預け煙草を吹かしている。
ああこんな日がいつまでも続けば良いのに。
「おーいライラックさーん」
遠く見やれば輝く水平線の青と青、近くを見れば白亜の街、そして視界を遮るように振られた手の方を向けば蛍光色。

蛍光色。

ネオンパープル、マゼンタ、レモンイエロー。
「おーい、あ、やっとこっち向いた」
「何ですかミモザさん」
蛍光色。
ネオンパープル（アフロ）、マゼンタ（セーラー服上）、レモンイエロー（短パン）。
短パンからはウェディ特有のしなやかな足が覗いている。
「モテないんだけど？」
「でしょうね」
「でしょうね！？　ジュレットに行ったらわたしでもモテモテって言ったのライラックでしょ！」
「ジュレットでモテなきゃどこに行ってもモテないとは言いました」
「何がいけないの！？　朝ご飯にナットウを食べたから？　それとも昨日我慢できなくて寝る前にプリンを食べたから？」
「そうですねぇ……。なんだってそんな、猛毒にかかった太陽みたいな色の服を着てるんです？」
「目立ちたいじゃん。ほら、レテリオ様がいる街だし、おしゃれしたいじゃん！」
「その、レテリオ様はなんて言ってました？」
「誉めてくれたよ。セーラー服はこの街にぴったりだし短パンも季節先取りでいいねって」
そのレテリオを見ると、偶然目が合って、片手を挙げてくれた。あいつ、サングラス外さずに見たな……。
ため息をついて諦める覚悟をする。そろそろ周りのお客さんの視線も痛くなってきたし。
「いいですかミモザさん。目の前に、どぎつい紫のミカンと、オレンジ色のミカンがあったらどっちを食べたいですか？
「今はミカンの気分じゃないかなー」
「ですよね」
ツッコミって、我慢する方がよっぽどMPを消費するんだな……。
「いいですかミモザさん」
「いいよ」
「季節に合った服を着ましょう。今は春なので春色を着ましょう」
「春色って？」
「五秒眺めても目薬が欲しくならないような色のことです」
「わかんない！　お手本とかないの？」
確かに、勢い娘のミモザにはお手本を見せた方が早いかもしれない。
「わかりました。メギストリスに行きましょう。花とおしゃれの街へ！」
「わかった！　じゃあ電車だね！」
「あ、その前に」
「その前に？」
「どこかでサングラスを買わせてください。あと、目薬を」


』