いつも昼休みに気晴らしにスライムが出てくる日誌を書いているのですが、ちょっと夜中に気晴らしをしたくなって書いてみました。
ずっとPCに向かっていたから、なんか集中力が急に途切れちゃって・・・。
これ書いたら調子戻るかなあ??って感じ。
※※※※注意!!※※※※
・同人、二次創作がキライな方は閲覧をご遠慮ください。
・公式にはない捏造設定が満載です。
・設定的には、エテーネ君とレーン君が融合?して同じ体を共有している感じです。
「明後日の朝までに戻ればいいんだっけ?」
グランセドーラ城を後にしながら、僕は誰もいない空間に向かって問いかける。
『ああ、そうだな。今度から王家の迷宮に行けるようになったし、勇者姫は準備があるらしい。休んで良いって言っていたぞ』
「どっか行きたいところある?」
『装備はまだまだ大丈夫だけど、せいすいか飲み薬が欲しいな』
「そう。じゃあ、買い物ぐらいかな。今日はどこに泊まろうか?」
端から見たら、道の真ん中で歩きながら大声で独り言を言っているようにしか見えないんだろうな。やっぱり変な人に思われるんだろうか?そんな事を思いながら、僕は【彼】と会話を続けている。
僕は数ヶ月前に、ヒューザと真剣で手合わせをしていた時の事故で死んでいる。でも、少し前にやりたいことがあって、無理を承知で1日だけ体に戻りたいと願ったのだった。
結果としては1日どころか、エテーネの彼と体を共有する事になって、本当に生き返ることができたのだけど。
「まさか、こうなると思わなかったけどね。2人で生きていくことになるなんて」
『そうだな。でも、俺はこうなって良かったと思っている。元々は他人の体だったのに、横取りしたようなものだから』
【彼】の声が、ほんの一瞬暗く沈む。
「気にしなくていいよ!結果として、こうして生き返ることができたんだし」
僕は努めて明るい声を出してみせる。
『そうか?』
「うん。それより買い物が終わったら、どこに行く?」
『そうだなあ・・・・・・』
考え込んでいるのか、【彼】は少しの間静かになる。
ややあって、
『任せる』
と、一言だけの返事が返ってきた。
「相変わらず投げやりだねえ」
『そうでもないだろ?普段は俺の冒険を優先させているんだから、たまにはそっちの意志を尊重しないと』
続く・・・・・・のか?
とりあえず突発的に思いついたパラレル設定でした。