「ノフルさん、コーヒー淹れて。おかわりしたいから、なるべく大きい容器で。あればで良いんだけど、居酒屋で使うようなピッチャーサイズがあったらそれでもいいよ♪」
僕は必死の形相で机に向かいながら、書類の整理を進めています。
「えーと、コーヒーは淹れてもらうから。あとは眠くなった時のためにお菓子とそれから・・・・・・」
「ご主人、何しているの?」
ぶつぶつ独り言を言っていると、ノンキな顔をしながら近づいてきたダヌモ君。
「うん。何って、あの、徹夜の準備だよ」
「徹夜!?」
「明日の夜までに、どうしても間に合わせたいことがあってさ。時間の管理ができてない自分が悪いんだけど、今日は徹夜で頑張る必要があるの」
「ふーん、徹夜ねえ。それより何か、忘れてない?」
「え?」
「昼間、買い物に行かなかった?」
「行ったけど、それがどうかしたの?」
「その時に買ったソーセージ、どうしたの?」
「あっ!!」
「やれやれ、スッカリ忘れていたよ。ダヌモ、気づいてくれてサンキュー」
昼間、バザーで安かったからソーセージを買った僕。
すっかりしまった気でいたのですが買った時の袋ごと、自転車・・・・じゃなかった。ドルボードのハンドルにくくりつけて、外に何時間も放置してしまっていたようです。
まだ暑くはないので、まあ食べられると思いますけどね。
「ホント、1つのことに夢中になると、全部がグダグダになっちゃうタイプだね」
とのこと。スライムにお説教されちゃったよ(汗)
「ほら、今日は徹夜で頑張るんでしょ?せいぜい睡魔に負けたり、誘惑に負けてゲームにインしたりしないでね」
「遊びたいよ~眠りたいよ~・・・ジタバタ」
そんなわけで、1日の夜までインできない予定です。
ほんと時間の管理はしっかりと。そして、食べ物の管理もしっかりと・・・ですね。