※ドラクエ10の二次創作です。公式にはないねつ造設定や、キャラ崩壊が許せない方は閲覧をご遠慮ください。
ちょっと前に【オカルトメガネ】で幽霊(レーン君)とコミュニケーションがとれるようになったヒューザ。
「もう会えない」
と思っていた友達にまた会えるようになったし、きっと喜んでいるよね?
「・・・よお」
もう何度目になるか分からないヒューザの訪問。
これまでは「買ってきたパンが食べきれないから」とか「レーンの村でイベントがあるから」とそれっぽい理由をつけて家に来たけど、もうわが家に来る用事は分かりきっている。今日もレーン君に会いに来たんだよね?
「あいつ、いねーの?」
ほら、辺りをキョロキョロしてる。
「彼は気まぐれだからねえ。いたりいなかったりだよ」
「そっか」
明らかにガッカリした顔。
これはすぐ帰るかな?と思っていたら、
『あれっ?ヒューザどうかしたの?』
と、レーン君が出てきました。途端に元気になるヒューザ。意外と分かりやすいね。
しばらく2人でおしゃべりしていたかと思うと、
『ねえお願いがあるんだけど』
レーン君がこっそり僕に耳打ちしました。
「うん、どうしたの?」
僕が聞き返すと、
『久しぶりにヒューザの剣技が見たいな。だからちょっと試合してよ』
「断る。俺は絶対にやりたくない!」
異様にいやがるヒューザを説得し、僕らは3人でヴェリナード近くの海岸へ。ここなら広いし、思いっきり動けそう。
『ねえ1回だけでいいの。あれからどのぐらい強くなったのか見てみたいし』
レーン君の強い要望で、しょうがないなと言った表情を浮かべるヒューザ。
僕はさっと両手剣を取り出し、構えました。ヒューザも背中の剣を抜こうとしましたが・・・・
「あれっ、どうしたの?」
突然剣を取り落とし、砂浜に両膝をついてうずくまったヒューザ。僕はびっくりして声をかけました。返事がないので近づくと、うつむいたまま自分の両手を見てワナワナと震えています。
『ヒューザ?』
レーン君が心配そうに声をかけると、ビクッとした様子で顔を上げました。なんだか恐がっているみたい。
『ごめん。僕、無神経だったね』
「あの日の仕返しのつもりかよ?イヤなこと思い出させやがって」
申し訳なさそうな表情を浮かべたレーン君を、ヒューザはじろりと睨みつけました。
『そこまで気にしてるなんて思わなかった。ごめん』
どうやらトラウマを刺激してしまったようです。
「心の傷ってすぐには消えないものだよ。何度も何度も思い出して苦しくなるし、ヘタすると一生引きずるし」
僕が囁くと、レーン君はしょんぼりした顔で頷きました。
「・・・・・もう、しないからな」
ぽつりとヒューザの呟く声が聞こえました。何だろうと思っていると、
「何があっても絶対に、絶対にお前には剣を向けない。例え悪魔に魂を乗っ取られても・・・・二度と向けない」
強い決意が感じられる声でした。
「そろそろお茶の時間だよ。一緒に帰ろう」
気分を変えるために僕は努めて明るい声を出し、ヒューザをお茶に誘いました。
※上記のような日誌を書いてます。日誌フレンド募集中なので、ご希望の方はコメントお願いしますm(__)m
ドラクエ10がキッカケで生まれた曲があるので紹介します。
♪水の民ウェディに歌詞を付けて歌ってみた♪
→https://m.youtube.com/watch?v=PltN2y04WnY
ご存知ウェナ諸島のフィールドで流れるこの音楽。
ピアノで弾いて歌詞を付けてみました。
♪海に消えた祈り♪
⇒https://www.youtube.com/watch?v=X9NhGuDBcFw
ヒューザとレーン君の話をテーマにしています。pixivで二次創作小説を描いています。
♪男声バージョン♪
→https://www.youtube.com/watch?v=J6VGjGbm3KY
♪Don't have to Worry♪
⇒https://www.youtube.com/watch?v=ZGqbBRKjufM
昔入っていたチームのサブリーダーさん(当時高校2年生の男の子)がモデル。
コーラス付きバージョン
→https://www.youtube.com/watch?v=46OIaxWQzeg
♪AM00:00~RAGE~♪
⇒https://www.youtube.com/watch?v=cJ-gZb45dko
フレンドさんが18歳年下の女の子と【ドラクエ内で付き合っていた】話がキッカケ。オンラインゲーム上での恋愛をテーマにしています。