うちのスライムのダヌモ君です。むっつりスケベな性格だそうです。レベル転生も終わり、カンストしたのでモンスター酒場に預けていました。お盆休みなので、珍しくわが家に帰ってきたのですが・・・?
「あれっ、新しい家具がある。これって本棚?」
びっくりしたような声を上げるダヌモ君に、
「うん、仕事でたくさん本を読むからね。最近整理するために買ったんだ(#^^#)」
と、僕は上機嫌で説明しました。
しかし、何を思ったのかガサガサガサと、本棚を漁り始めるダヌモ君。
「何か読みたい本でもあったの?」
「そういうわけじゃないけど・・・」
じゃあ、どういうわけなんでしょう?
「ご主人、【エッチな本】とか隠してるでしょ?難しいタイトルの背表紙がずらっと並んでいるから、たぶん奥の方とか」
「はっ?ないないない!ここにあるのは仕事で使う本ばっかりだよ。【エッチな本】なんてウチにないから!」
「怪しいなあ。一冊ぐらいはあるはずだよ」
そんなことを言いながら、さらに本棚を漁るダヌモ君。ちょっ、やめて!そんな乱暴にしたら本が落ちる!!!!
「おい、やめろよ。本が崩れるだろ!」
「いいじゃん、ちょっとぐらい。【エッチな本】見つけるまで僕はがんばるんだから」
「高かった本だってあるんだから。そんなことしちゃダメダメダメ」
なんか、もみ合ったらすげー疲れた。何このしょうもない戦い・・・。
「僕、知ってるんだよ。ご主人がたまに寝ている時にタオルケットにしがみついて、【ノフルさ~ん】って寝言で呟いていることとか」
「えっ!」
「ベッドの下に、薄くて高くてアレな本を隠していることとか」
「ちょっ・・・・」
「隠さなくたっていいんだよ?誰だってああいうことに興味あるんだし、自然なことじゃない。も~ご主人ったら、むっつりスケベなんだから」
「いいから黙れ!!!!」
「スムラさん、どうしたんですか急に?オレンジでもミカンでもいいから買ってきてほしいって言いだすなんて」
僕の急なお願いに、ノフルさんは驚いた顔をしました。
「うん、久しぶりにダヌモが帰ってきたし・・・ね」
あの後「ノフルさんに喋っちゃおうかな~?」と言われたので、口止めする代わりに好物を買ってあげる話になったのでした。ダヌモが好きな物・・・それはミカン!でも、夏だからオレンジしかないかな?と思いながら、交渉成立。
「そういえばダヌモ君と言えば、昨日お掃除を手伝ってくれましたね。ベッドの下とかやってくれてましたよ♪」
これであいつも大人しくなるだろう・・・と思って安心していたのに、次に言われたノフルさんの言葉に僕は固まりました。
「ベッドの下って・・・何か出てきたリしなかった?」
「えっ?特にないですけど、【本が出てきたから本棚にしまってくる】とは言ってましたね」
ちょっとそれ、思い切りバレてない?
「薄い本できれいな絵が描いてありましたけど、画集か何かですか?」
・・・・・あのスライム、まじで許さん!!!!!!!
というわけで、ドラクエ11であるイベントをこなすと【エッチな本】が手に入るらしいので、今回ネタにしてみました。ちなみにスムラの家にはエッチな本はありません。
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フレンドさんから伺った話を元に、曲作りをしています。よろしければ、
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