前回・前々回の続きです。今回の日誌では、
◆アンチではなくファンとして扱う(前回話せなかったので・・・)
◆中傷コメントへの耐性の付け方
この2つについてお話をしたいと思います。
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◆アンチではなくファンとして扱う◆
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ある日、ブログを開いたらなぜか中傷コメントが付いていた。いつものように自分が仕入れたドラクエの攻略情報やフレさんと遊んだ記録、ストーリーの感想を書こうと思っただけなのに・・・。あなたはきっと「なぜ?」と戸惑うし、悲しいと感じるでしょう。もしかしたら、「書くこと自体が怖くなる」かもしれませんね。でも、実際には怖がる必要も、書くことをやめる必要もないのです。
【某ホテルチェーンの経営者がやったこと】
あるビジネスホテルチェーンの女社長の話で、こんなエピソードがあります。その人は昔、「海外だと経営者が自分の顔を載せるのは当然だから」ということで、新聞か何かに自分の顔写真を載せたそうです。当時の日本ではまだ、滅多にない試みでした。その結果、その社長が美人ではなかったことから、「公序良俗に反する」と、誹謗中傷の手紙が大量に届いたそうです。でも、社長はその手紙の1通1通に目を通し、差出人に≪ホテルの宿泊券≫を添えて返事を出しました。
「ぜひ私に会いに来て下さい。きっと好きになっていただけると思います」
というメッセージも一緒に添えたとのことです。そして、その会社は現在では日本でも最大級のホテルチェーンにまで成長しました。
【怖いのは中傷ではなく無反応であること】
昔よくつるんでいたフレに、「一緒にブログやらない?」と誘ったら、「誹謗中傷が怖いから『冒険者の広場』で限定公開するのが精いっぱい」と断った方がいました。確かに知らない人から突然汚い言葉を浴びせられたら怖いし、傷つく人が多いでしょう。しかし、誹謗中傷にしろ何にしろ、反応があるというのは”関心があること”の証です。ネットで活動する際、何よりも怖いのは中傷されることではありません。≪誰からも関心を寄せられず、一切の反応がないこと≫だと僕は考えています。何かしらの反応や人とのつながりを求めているから発信するのに、誰も見向きもしない。それ以上に寂しいことはないでしょう。
【実はアンチもファンもやっていることは同じ】
野球の試合でも「〇〇ってチームが嫌いだから、あそこが負けるのを見たいんだ!」と豪語しながら、その試合のチケットを購入する人がいたとします。そのチームが好きで入場する人も、お金を払ってチケットを購入します。やっていることは、まったく同じなのです。自分たちのために大切なお金を落としてくれるのですから、その人はその野球チームのファンだと断言して良いでしょう。
ブログに関しても、それは同じこと。
しっかり読み込むかざっと目を通すだけかはその人のスタンスによりますが、貴重な時間いわば命の残量を使って「記事を読んでコメントを書く」といった行為を成し遂げているのです。だからファンだと思って、
「コメントありがとうございます(^_-)-☆」
とお礼を言えば良いのです。また、コメントをもらえば「記事を更新した」と判断されて、ネット上での検索順位も上がるという話を聞いたことがあります。これはもう、メリットしかありませんね。ただ感謝して、論争せずに返事だけ返せば良いのです。
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◆中傷コメントへの耐性の付け方◆
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人は慣れていないことに遭遇すると、戸惑います。だから、あらかじめ慣れておけば問題ないのです。自分に向かって思いつく限りの罵詈雑言を書いてみる。5chなどの掲示板を見て、どんな言葉が使われているのかを何度もまじまじと読み込んでみる。など、あらかじめ目にしておくことで、耐性をつけることができます。書き込みに慣れておくことで何かあっても平気になれるでしょう。
最後になりますが、コメントが入るのは「誰かに注目されている」「認知度がそれだけ上がってきている」という証拠です。それが分かれば、誹謗中傷どんと来い!あなたのブログが上位ランキングを勝ち取るのも遠い未来ではないでしょう(*^▽^*)