【 注意 】 ストーリーのネタバレあります 【 注意 】
Ver4.0の直前に
竜族の伝承にまつわる
悲しい物語を終えることができました。
クリアしないと新しいストーリーや
新しい世界に行けないみたいなので、
しょうがなく済ませた、という方も
中にはいらっしゃるのかもしれませんが、
想い返してみると
なかなかにすばらしい展開とクライマックスでした。
その昔、
竜神の乱心と神々の戦いは
竜神の封印と神々の喪失によって終わりを迎えたものの、
欠落した伝承は心無い者たちによって悪用され、
罪と罰の戒めは
救済と復興の賛歌に改変されていました。
以前にも書きましたが、
お互いがお互いを 『 悪 』 とし、
双方が双方の信じる 『 正義 』 を掲げる戦争ほど
終息させることが容易でないものはありません。
ひとまず、竜族の物語に決着はつきましたが、
アストルティアの人々の記憶から
消えてしまうほどの長い長い文化的停滞を強いられ、
残された彼ら竜族は
さらに長い時間をかけて成していかなければいけません。
真の救済と復興を、そして真の伝承の継承を。
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というのが表向きの感想です。
裏向きの感想をあえて述べるのであれば、
本来、世界を壊しかけた一族なので、
別次元に封印してわざわざ救済の道を残すという
面倒くさい方法をとらずに
一族郎党の血を全て絶やしていれば
こんな危機も訪れていなかったのに・・・
というのは残酷な考えた方でしょうか?
再び世界の危機が迫っていたというのに
アストルティアの人々の
おそらく9割ぐらいの人はこの事実を知らない、
というのが
エンディングを見ながらも
なんだか腑に落ちない部分でもありました。
竜族はもうちょっとアストルティアで
暴れてもよかったんじゃないでしょうか?
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というのが裏向きの感想です。
さらに闇向きの感想がありまして、
クライマックスの戦闘に関して。
5年を経てもなお、改善されない戦闘中の視点問題。
クソでかいボスモンスターが
前から後ろから攻撃をしかけているのを
ほとんど見ることができない。
敵の攻撃も弱体も強化も全て『 ふきだし型 』にしているために
ふきだしの順番待ちが発生して
どんな攻撃ををしかけてきているのか?
強化されたのか弱体されたのか?
わからないままに倒れる仲間、死んじゃう自分。
これは戦闘という意味では
興奮というよりも興ざめにに近いものがありました。
情報が現在の視点内に収まりきらなくなっているんですよね。
もうさすがにカメラをなんとかしましょうよ~というハナシ。
もちろん
もちろんこれは
私、個人が一度の戦闘で感じたものであって、
何度も竜族の物語を遊べば
改めるところもあるのかもしれませんが・・・・・