ニーハオ!初めまして、小仙(しゃおしぇん)アルヨ。
サボテン? 誰ねソレ? あたし知らないヨ。
今日は中国4000年の叡智に依る、お悩み相談のお話スルネ。
あたし叔母さんの中華料理店で住み込みで働いてるけど、それはそれは色んなお客さん来るネ。
ウチの常連さんに就活生にお兄さんがいるネ。
お兄さんは面接前には必ずウチに来て、ラーメンとチャーハンのセットを食べていくネ。
ところがある日、お兄さんが卵スープしか頼まなかった時があったネ。
リクルートスーツを着ていたから、たぶん面接前だったはずなのに、なんか元気がなかったネ。
そしたら店長が「これを持っていけ」って、フカヒレがドーンっと載ったラーメンを持ってきたね。
アイヤー! これウチで1番高いヤツネ!
お兄さんのとこに持っていくと、とっても驚いていたね。
「注文間違ってますよ、こんな高級なの、お代払えませんよ」って言ったネ。
それを聞いた店長が奥から顔を覗かせて、「お代は出世払いでいいよ」って言ったネ。
だから私もお兄さんの背中をポンと叩いて言ってやったネ。
「サメないウチに食べナ」ってね。
Don’t think feel...
ウチの常連さんの中に、ほぼ毎日のように通ってくれる人がいるネ。
最初はとんだ中華料理好きかと思ってたけど、どうやら目的が違ったみたいネ。
そのお客さん、20代くらいのサラリーマンのお兄さんなんだけど、とあるバイトの子に恋をしてるみたいなのネ。
注文する時もその子がフロアに出てきたのを見計らって声をかけるネ。
露骨過ぎて丸わかりネ。
しかもその子も満更じゃないみたいで、そのお兄さんの所には必ず料理を持っていく始末ネ。
アイヤー! これは両想いネ!
だから私お兄さんに言ってやったネ。
「お兄さん、中国の女性は年上の男らしい人を好むネ。お兄さん顔は悪くないし、身持ちも良さそうだから問題ないヨ」
そして背中をポンと押して言ってやったネ。
「You、告っチャイナよ」
Don’t think feel...