※なりきりプレイの一環です。苦手な方はここで
お閉じください。
師匠から最後の試練的なものを与えられた。
ある程度の依頼を見事解決してこいというものだ。
ある程度とは...?少々アバウト過ぎないだろうか。
まあいい、やればいいだけの話である。とりあえず
まずは依頼を取り付けることから始めよう。
そう思った私は、ちょうど開店時間だった
レイブンズネストへと足を運んだ。
さて、誰から聞き出そうか。初手からその話題を振るのも考えものだ...。なんとか自然な流れでこの話に繋げたい。
この前中華料理店で相席した人物を見つけた。
店主からも話したらどうだ?と勧められたので、
彼と他愛のない話をしつつ、情報を集めた。
...彼の勧めた煮卵はとても美味しかった。
出てきた情報はなかなかスケールの大きいもの
だった。夢幻の森を走る大地の箱船、同じく夢幻の森に現れる霊だか幻だか分からない存在...。
さすがに私の手に余る仕事内容だ。
解決するのであればかの盟友さま程の人間が適任で
あろう。仕方がない。まだ期間はある。
とりあえず私は出直そうと思い帰路についた。