※なりきりプレイの一環です。苦手な方はここで
お閉じください。ややネタバレもあります。
ご了承下さい。
彼女が未練以外のことは割と覚えてくれていて
助かった。おかげで身元の洗い出しが一晩で済んだ。しかし...エテーネ王国ときたか。あの国は滅んで
からもう途方もない年月が経っているはずである。
確かに現世に飽きるには十分な時間だが、
さて...どうしたものか。一応王国があったと
言われる所へいってみようか。
なっ...!なんでエテーネ王国があるんだ!?
文献のとおりだ、どこもかしこも。こんなことって
あるのか...?仮にここが5000年前から持って来られたとして、そんなの神様一歩手前のやつの親戚くらいにしかできないだろう。
...切り替えよう、実際目の前に滅んだはずの王国が
あるのだから。
というわけで、私は彼女に関係のありそうな人物に
かたっぱしから声をかけた。
聞いていると、どうやら彼女はとてつもない美人で、常に悪い虫が夏場の衛生環境の悪い台所並みに
たかっていたということが分かった。
そのせいでまともな恋愛さえできなかったらしい。
そして去年...つまり5001年前になるのだろうか?
その阿呆のような男共に錬金中にもかかわらずちょっかいをかけられ、それに気を取られて錬金事故で
亡くなってしまったという。
これは...男運が無さすぎる。今すぐにでも
その阿呆共をシバきに行きたいところだが、
調査結果を彼女...フロディッテに報告しに行った後でだ。下手をすればそいつらをシバいたことで未練が消え、一人寂しく成仏することになりかねない。
流石に最後がひとりぼっちというのは気の毒だ。
私は彼女と連絡を取り、実際に会ってみることに
した。