※なりきり日誌です。苦手な方は今のうちに
お閉じください。また、ver5のネタバレも含みます。
ずいぶんと寝た気がする。案外魔界というものは
リラックスできる場所なのだろうか。
まあそんなことは置いといて、私はとりあえずその
宿屋的な場所から出発した。出発したが。
よく考えれば私は初の魔界探訪、知識もなければ地図も持っていない。つまり途方に暮れてしまったということである。
三分ほど悩んだ結果、私はそのへんを適当に歩き回ることにした。きっと歩いていればどこかしらには
たどり着くだろうという寸法だ。阿保である。
阿保であるとはいったが、どうやらこの作戦は
上手くいったようだ。どこからどう見てもあれは
立派な町に違いない。しかしあそこまで立派だと、
ひょっとすると噂の大魔王の城かもしれない。
人柄は良いと聞いてはいるものの、さすがに気が
ひける。これまた三分悩んだ結果、突入する事に
した。いざとなればサイトウに言い訳してもらおう。
判断を間違ったかもしれぬ。そこかしこに男女魔物
分け隔てなく屈強そうな連中がいる。
あそこにいるのなんか近づくだけで取って食われて
しまうのではなかろうか。
ただ、長く歩いたためかとても疲れている。
私はそそくさと宿屋へ向かい、そそくさと寝た。