レニィアーゼの冒険日誌

グレン住宅村

かんべえ「シェイン？なぜ、それを知っている？？」

　　　　　　　　ここにいたかアルゼリア？

かんべえ「ラフィス・・・」

ラフィス「かんべえと名を変え世界をも超えて逃げ出しているとはな？」

かんべえ「”ゼロの虚空”は？」

ラフィス「それを気にするのはギリギリのところで責任を感じている
　　　　　ということだな？帰るぞルガスタに？」

　　　　　　　　　　かんべえはルーラして逃げ出した

アスフェイア「あななたちは、いったい、何者なの！？」

ラフィス「アルゼリアには調和してもらわなければならない
　　　　　”ルナフェクトの奇跡”と”フェルフィスカの想い”
　　　　　”バードレの熱情”に”世界の人の総意の心”を
　　　　　そして”エンド・ワールド”に対抗できる
　　　　　”ウォーリア”を創ってもらわねばならない」

アスフェイア「”ウォーリア”とは？」

ラフィス「一言で説明するのは難しいが
　　　　　”人の心の総意の想いが具現化して力になった物”
　　　　　とでも思ってくれればいい」

アスフェイア「それが、できなかった場合どうなるの！？」

ラフィス「”ルガスタ”という世界と６０億もの人の命は死滅する」


アラハギーロ　南の湖面

フルベール「良い場所だよな？湖面が空を映し出し、まるで
　　　　　　宙に浮いてるかのような錯覚を味合わせてくれる
　　　　　　夜になったら宇宙に浮遊してるように思えるのかな？」

フルベール「心を無にして思索できるのに最高な場所なのか？」

かんべえ「フレンドというのは厄介なものだな
　　　　　独りで考えたくてもズケズケとやってくる」

フルベール「独りになるな。独りで考えるなということだ
　　　　　　俺に話してみろよ？かんさん？？」

　　　　　　　　ラフィスの言った内容を、そのまま伝えた

フルベール「・・・・・・・・・・・・・・・・」

かんべえ「私が生半可なウォーリアを作り出したらルガスタは終わる
　　　　　そこに生きる６０億もの人の生命もだ」

フルベール「アストルティアにも居たな
　　　　　　戦う運命に引き込まれ世界の重さを背負い
　　　　　　決して失敗の許されない時代に選ばれた悲しき運命の人間」

フルベール「アストルティアの人々は、それを勇者と呼んだらしいな
　　　　　　だが、その勇者は独りであったか？」

フルベール「ちがうだろ？共に世界の重さを背負い共に笑いあったり
　　　　　　悲しむこともでき、わかりあったり孤独ではなかった。
　　　　　　そこに仲間が居たから戦うことができた。
　　　　　　それを経験として知っている者がいる」

かんべえ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

　　　　　　　　なにもしない限り可能性は０だ！！

フルベール「それを、わかっているのなら、かんさん！お前が
　　　　　　”ルガスタ”の勇者になって世界を救えばいい！！
　　　　　　そして独りで戦うのではなく
　　　　　　共に世界の重さを背負ってくれる仲間と戦え！！」

かんべえ「・・・・・・・・・・・・・・・」
　
　　　　　　　　　事情を知らないやつは、なんでも言える

　　　　　　　　　そう言って、かんべえは、そこから去って行った・・・