プクレットの村
アキ「探したぞアルゼリア?今から少しの時間ルガスタに戻る。
お前もついてこい。それとも怖いのか?」
かんべえ「・・・・・・・・・・・・・」
言われるがままにルガスタに戻る、アルゼリア
ルガスタ
アキ「大自然も眠りにつき生きとし生きる者も時を止められた世界
まさに、これこそがエンド・ワールドではないかと思わされる」
かんべえ「・・・・・・・・・・・・」
アキ「アズベス・バードレがアワテイルを見つけた」
かんべえ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アキ「奇跡も想いも熱情もアワテイルも世界の総意も集まった
アルゼリア?あとは、お前が調和し
新たなるウォーリアを作り出せばいい?」
アキ「お前の方が、まだ楽だ。アルゼリアの創り上げたウォーリアを
使って戦うのは俺なんだからな」
アキ「力なんて無ければ良かったか?」
アキ「俺も戦うことが嫌いだ。力なんて無ければ、こんな世界の重みも
背負わずに済む。人としてありのままの幸せを感じたかったさ」
アキ「力があるから戦え?そのレオンの言葉にも、いつも反感を覚えた
だが最近の俺は違う。戦わなければ守れない命があるのだからな」
アキ「だから宿命に翻弄されようとも俺は戦う」
アキ「なぜ、零の虚空が必要なのか、わかるか?」
かんべえ「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
かんべえの首をつかみ地面に叩きつけたアキ
アキ「てめえが!覚悟を決めないから、零の虚空が必要になったんだろ!!」
さらに、かんべえに殴りつけるアキ!!
アキ「てめえが覚悟を決めないでウォーリアを調和しないから
エンド・ワールドの侵攻を遅らせる零の虚空が必要になった!」
アキ「どれだけの時間を60億の人間を時を止めた状態で
死んだように生かせ続けるつもりだアルゼリア!?」
かんべえ「私だって、こんな宿命に生きたくなんかなかったさ!
私が調和を失敗すれば世界は終わる!そんなものなど!!」
アキ「てめえだけが不幸面して生きてるんじゃねえぞアルゼリア!!
お前の調和したウォーリアで戦うのは俺だ!!」
かんべえ「・・・く」
アキ「とっととウォーリアを創りあげろ。このままでは世界は滅ぶ!!」
そう言ってアキは去って行った・・・
グレン住宅村
アスフェイア「で?シェイン?なんで調理職人になりたくなったの?」
シェイン「(アスの戦時中の携帯食、もう食べたくないなんて言えない)」
そこに帰宅した、かんべえ
アスフェイア「おかえり、かんべえ・・!
ちょっと、どうしたの かんべえ!
ケンカでもしたの!?」
顔がアザだらけな、かんべえ・・・
かんべえ「そっかシェインが調理職人になるのか
それは食べてみたいな私がいるうちに・・・」
アスフェイア「え」
シェイン「うまい飯で満足させてあげるから かんさん」
寝室にと閉じこもる、かんべえ・・・
アスフェイア「・・・かんべえ・・いま、なんて言ったの」
シェイン「どうしたアス?」
私の居る内にって・・どういうこと・・かんべえ・・・