グレン住宅村
かんべえ「今日さ。アスとシェインと3人で遠出しないか?」
シェイン「いいですけど急に、どうしたんですか かんさん??」
アスフェイア「・・・・・・・・・・・・・・・・」
アスフェイア「久しぶりに、みんなで遊びに行くのも良いわね
行こうよ みんなで?」
シェイン「やったー!なんか楽しそうー!!」
そして3人はお互いの思い出ある初期村や
かんべえとアスフェイアとシェインが
初めて出会った思い出の場所や
レンダーシアでは飛竜に乗って空を散歩した
レンダーシア 空中庭園(場所名は伏せてます)
かんべえ「すっげ~楽しかったな~~」
シェイン「本当、久しぶりに遊んだ!金策ばっかだったからね僕」
アスフェイア「さ~って晩御飯にしましょうか
腕によりをかけて作ったから楽しみにしなさい」
シェイン「やったー・・(あ・・アスの戦時中の携帯食か・・・)」
アスフェイア「はいバランスパスタにバトルステーキ
いやしのスープにガーディアンサラダ付!!」
かんべえ「うわ~すげえ、うまそうじゃんアス!?」
シェイン「なんで!なんでなんで!なんで、こんな、おいしいの
作れるのにアスは、いつも戦時中の携帯食しか作らないの!?」
アスフェイア「それを作るのが私の趣味だから♪」
シェイン「ガーン・・・」
アスフェイア「さて、冷めないうちに食べてよね」
かんえべ
シェイン「いただきまーす」
アスフェイアの料理で、みんな大満足
そして辺りに夜が訪れた・・・
レンダーシア 空中庭園 夜
かんべえ「シェインわ?」
アスフェイア「とっくに寝てるみたい」
かんべえ「そうか・・・」
アスフェイア「話したい事・・あるんじゃないの?かんべえ??」
かんべえ「お見通しか?」
アスフェイア「何年のつきあいになると思ってるのよ?」
かんべえ「覚悟ができた・・私はルガスタに行って
世界を救ってくるよ・・・」
アスフェイア「そう・・・」
かんべえ「いつまでも逃げてるのに飽きたからな・・・」
そして少し黙る、かんべえとアスフェイア
そこには月と星空が瞬いていた
アスフェイア「きれいね・・・」
かんべえ「ああ・・・」
アスフェイア「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
かんべえ「・・・・・・・・・・・・・」
アスフェイア「本当わね・・かんべえに行ってほしくない・・・
この変わらない日々が永遠に続けばいいと思ってた・・
でも、かんべえは行っちゃうんだね・・・」
かんべえ「・・・・・・・・・・」
涙を浮かべ悲しそうなアスフェイアの顔・・・
アスフェイア「しかたないよね・・そうしないとルガスタに生きる
60億の人間は死滅しちゃうんだもん・・・
かんべえが行かなきゃ・・・」
そっとアスフェイアを後ろから抱きしめた かんべえ・・・
アスフェイア「・・・あ」
かんべえ「帰って来るから・・ぜったいに生きて帰ってくるから・・・
だから帰って来た時は、また、アスの手料理が食べたい
そしてアスの”お帰りなさい”って言葉と笑顔が見たい・・・」
アスフェイア「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
アスフェイア「・・・帰って来てね・・本当に帰ってきてよね
帰って来なきゃ承知しないんだから・・・
かんべえの帰って来れる場所は
私たちの居場所なんだからね・・・」
かんべえ「うん・・必ず生きて帰ってくるよ・・・」
抱きしめてたアスフェイアをはなし
そこには、わずかに残った、かんべえの温もりがあった
アスフェイア「・・・かんべえ」
かんべえ「必ず、帰ってくるからな・・・」
そう言って、かんべえはルガスタに旅立った・・・