ルガスタ ファイブタウン 光魔法使いの住処 昼
アキ「俺がカラヴェル・ヴィーナと同類だと!!」
その言葉はアキの精神に衝撃を与えた!!
ガルムロバ「復讐をしたいやつに復讐をそそのかし
てめえも戦うことを望んでる
人を滅することもな!!」
アキ「俺を、そんなやつと一緒にするんじゃねえ!!」
ガルムロバ「所詮は同類だよ!やってることがカラヴェル・ヴィーナと
同じだ!てめえはメアリーの心を利用して
人殺しがしたかっただけだろ!!」
アキ「てめえらと一緒にするな!!」
アキがガルムロバに刀で斬りかかっていく!!
それを手甲ではじきかえした!!
ガルムロバ!アキに突進!!
アキは刀の突きで応戦するも
ガルムロバは、それを、かわした!!
ガルムロバ「てめえみたいな人間が生きてたらダメなんだよ!!」
刀の突きをを、かわしアキの懐に入ったガルムロバ!!
ガルムロバ「隙だらけだな!俺の爆発魔法拳で
消えてなくなれ!!」
アキ「くっ!」
ガルムロバ「なに!」
アキの後方から強力な魔力弾が
ガルムロバに飛んできて
その衝撃で激しく後方に飛ばされた!!
ガルムロバ「くっ!誰だ、てめえは!?」
訂正しなさい!アキは、そんな人間ではないわ!!
アキ「メアリー!?」
メアリー「アキは私のために戦ってくれてる!
すべての過去に向き合い、すべての決着をつけるのだと
そう、教えてくれたのはアキよ!!
もう過去に怯えないように未来へと進むことを
アキは教えてくれた!!」
アキ「・・・メアリー?」
メアリー「カラヴェル・ヴィーナと一緒にするんじゃないわよ!!
笑いながら人を殺せるような人間をアキを同類にするな!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・
ガルムロバ「ずいぶんと信頼されてるじゃねえかよ!!
騙されてると知らずに!!」
メアリー「ガルムロバ?騙されてるのは、あなたじゃなくて!?」
ガルムロバ「なに!」
ガルムロバ「あなたの復讐心を利用してフェルフィスカの一族を
滅ぼしに行った!カラヴェル・ヴィーナは
あなたの仇討ちを利用して光魔法を人殺しに使いたかった!
ガルムロバ!?利用されてるのは、あなたよ!?」
ガルムロバ「そんな・・そんなことでえええええ!!」
ガルムロバ!爆発魔法を拳の手甲にまとい
アキに突進していく!!
ガルムロバ「ぐああああああああああああ!!」
”刹那の鼓動”で応戦したアキ!!
ガルムロバの全方位から、まるで
数十にわたるかのような鼓動のような攻撃を
全身に浴びてしまったガルムロバ!!
まさに刹那の時の中の出来事だった!!
ガルムロバ「騙されてたのは・・俺の方だっていうのか・・・」
力なく倒れたガルムロバ・・・
アキ「メアリー・・・?」
メアリー「本当、アキって強いようで弱いわね
あんな心理戦に負けてたらダメだからね」
アキ「ありがとうメアリー」
メアリー「それは私が言いたいのよ。もう過去に怯えず
前に進むためにアキは私と行動を共にしてくれた
人との争いが人一倍嫌いなアキが
私のために動いてくれた。それだけで私は、うれしいの」
アキ「メアリー・・・」
メアリー「行きましょう。このままカラヴェル・ヴィーナのところに」
どんな時でもアキを信じてるからね
グレン住宅村
アスフェイア「メイン様が私を育てるのに限界を感じてるそうです・・・」
シェイン「ダブルメインなんてドラクエじゃ複数アカントでないと
無理なんじゃないの?」
アスフェイア「いじけていいでしょうか!( ;∀;)ブワッ!!」
シェイン「エンジョイ派に生きてみれば?強いだけが、すべてじゃないって」
アスフェイア「そう・・してみようかな・・・」