ルガスタ グレンハム王国 近辺 草原
10日の時が流れ”ツバサ”も数十、生産された
それを使ってみるアキ、メアリー、アズベス、アルゼリア
アズベス「なんだ これ!すげえな!!
クアーバ(戦闘用の乗ることができる鳥)無しで
ここまで人間が空を飛べるなんてな!!」
アキ「・・・言葉と裏腹に全然うまく飛べてないからなアズベス?」
メアリー「地から浮いて飛んでる時の不安が
ハンパない恐怖を感じるわね・・・」
アルゼリア「その不安に慣れるのにも自由に飛び回るのも訓練が必要だが
先の戦争でアキは、まあ使いこなすこと?」
アキ「まあ・・俺も、あまり、うまく飛べてないけどな・・・」
アルゼリア「・・・うまく飛べないやつが、どうやって
先の戦争で使いこなし敵将2名を捕縛できたんだ?」
メアリー「もしかしてルナフェクトの力?」
アキ「そう。不安も飛び慣れていないのも見事にサポートしてくれた」
アズベス「アキ?お前の奇跡のウォーリアの力・・・
なんでも有りだな・・俺もルナフェクトの力がほしかったぜ」
アキ「そうか?常に先読みの情報をくれるアズベスの
バードレのウォーリアの力も魅力だけどな??」
アキ「メアリーのフェルフィスカのウォーリアの力だって
音による情報で様々なことを理解でき計算して相手より
先に動けるのもいいし”音”になれて音速のスピードも出せるのも
うらやましいけどな??」
アズベス「先読みの助言をくれるが、その通りに動くのが
難しいんだよなバードレのは」
メアリー「私は音で物事を知り計算して敵の動きを読むから
神経がすり減るように、きついのよね」
アルゼリア「みんな無い物ねだりだな?正直
そんな特殊能力がある、みんなが、うらやましいのだが?」
メアリー「そのウォーリアの力がある私たちと同等か
それ以上の実力のあるアルゼリアは私は、すごいと思う
だって何の助けもなく自力で戦ってるんでしょ?」
アルゼリア「・・・・・・・・・・・・・・・・まあな」
アキ「・・・てめえ・・何かあるだろ?なんだよ・・その間??」
メアリー「できれば教えてくれないアルゼリア?
信頼できる仲間が、どんなことができるか知ってれば
戦略の視野も広くなると思うの」
アルゼリア「じゃあさ、10m先の場所に立つから
アキ、メアリー、アズベス?なんでもいいから
魔法を撃ってくれない??」
アキ「OK」
メアリー「アルゼリアに撃てばいいのよね?」
アズベス「怪我しても知らねえぞ?」
アルゼリア10mの距離をとる
アキとメアリーとアズベス魔法をアルゼリアに放つ!!
その3つの魔法をアルゼリアは1つにまとめ
まとめた魔法を、側面に飛ばした!!
アキ「すごい力だな?」
アズベス「なにが、どうなって、そうなったんだ!?」
アルゼリア「あのさ・・お前たち最初、
何をしたくて私に頼みに来たんだ?」
メアリー「あ!ウォーリアの調和だったわね!!」
アルゼリア「今の魔法も”調和”のような物だ
どんな属性の魔法も1つに、まとめ
”魔力で魔法を引っ張る”ことができる」
メアリー「・・・魔法使いの天敵だわ」
アルゼリア「でも・・こんな力・・欲しくなかったな」
アキ「アルゼリアもか?」
メアリー「・・・可能なら私もほしくなかった」
アズベス「なんで!最高に戦争に役立つじゃないか!?」
戦争に役立つ力なんてほしいか?
アズベス「!!!!!!!!!!!!!」
アキ「もし俺に”戦争に役立つ力”なんてなかったら
ルガスタと第2人類の存亡をかけた戦いを
しなくて済んだのにな・・・」
メアリー「私も・・戦う運命に引き込まれて
しかも私たちが戦わないとルガスタは滅びるだなんて・・・」
アルゼリア「私もだ・・調和の力なんて無かったら愛しい人と
一緒に居られたのにな・・・」
お前の、お気楽思考が、うらやましいよ!!
アズベス「だからって・・3人で同じこと言わなくてもよくない・・・?」
アキ「だから考えるんだよ。世界を平和にした後の世界をな
まあ・・俺は死ぬまで遊んで暮らすわ・・・」
グレン住宅村
アスフェイア「夏がおわる・・キュララナの
夏イベントもおわっちゃった・・・」
シェイン「そうやって、いつも夏に何も無いんだよな僕も・・・」