ルガスタ グレンハム王国 王宮 夜
ラフィス「ご苦労だったレオン大将軍
”ツバサ”を使っての隕石を装った流星群
”ウォーリア”と”ヴァーデ”の”全滅戦争”の
演出、見事だった」
レオン「”ストーリー”なら、それもできたが」
ラフィス「リリィ魔導師団団長?よく3億年前の”悪魔”を
再現してくれた感謝する」
リリィ「美人に悪魔なんて役させないでよね~ラフィス王??」
ラフィス「メーリー将軍?よくぞ第3人類である君たちが
グレンハム王国を攻めに来た演出、見事でした」
メーリー「私たちは、あなたたちに戦争をしかけたのに
それで敗北した私やジェシー、ゼファイと
その仲間たちの命を助けてくれた
そのくらいの演出で恩義を返せるなら安い物です」
ラフィス「アキ達、ルナフェクトたちよ?
”奇跡の光”による力、形だけでも感謝する」
全部、だましていたのかよアンタは!?
アキ「アルゼリア?」
アルゼリア「10億年前にエンド・ワールドなんて存在しない!!
奇跡なる光も文献に記録がない!!
全部、自作自演の再現で世界をだましたのかあ!!」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ラフィス「その通りだアルゼリア?」
アルゼリア「世界を救うための希望が!世界を欺いたのかあ!!」
ラフィス「なら聞こうアルゼリア?どうやったら世界の民の
不安と絶望を消すことができる?」
アルゼリア「・・・くっ!!」
ラフィス「世界の民の心から絶望を無くし希望の心を植え付けられるのならば
私は、どんな汚いことだってするさ、たとえ、それが
見せかけだけの造り物の手段であってもね」
ラフィス「世界をエンド・ワールドから救うために世界の人間には
覚悟を持ってもらわなければならない」
アルゼリア「お前は世界を救えるとでも言うのかラフィス!!」
ラフィス「そんなもの・・誰も保証できるものではないだろ・・・?」
ラフィスは、その場から去って行った・・・
アルゼリア「あんな無責任な世界国家群の代表が信用できるのか!?」
信用に値する人物だと思うよアルゼリア?
アキ「ラフィスは世界をだました詐欺師さ。
でも、その詐欺師は優しかった。世界の民の心から
エンド・ワールドからの不安と絶望を無くし
希望の種を植え付けることができたからね」
アキ「そのモニタから世界の民を見てごらんよアルゼリア?」
投げて渡されたメガネのような物を顔につけた
アルゼリア「・・・・・・・・・・・・・これは」
アキ「世界の民が喜んでる姿が見えるだろ?
エンド・ワールドに選ばれた俺たちは
呪いの時代に産み落とされたのかもしれない
だけど、そんな呪いの時代を希望を信じて生きる
世界の民の姿を、お前は、どう感じるアルゼリア?」
言葉の無いアルゼリア。そのモニタから見える
世界の民の喜びの姿を
アキ「あとは俺たちがエンド・ワールドから世界を救えばいいだけだ
そのためにも、ここにいる、みんなでさ世界を救おうぜ?」
グレン住宅村
アスフェイア「もし、ドラクエの世界に闇みたいな邪悪な敵が
いなくなり世界が平和になったら!!」
シェイン「戦う相手がいなくなりインする人も次第に減って行って
ドラクエの世界がおわりを迎える??」
アスフェイア「!!!!!!!!!!!!!!」
アスフェイア「邪悪なる者たちよ!がんばって!!」
シェイン「・・・その考え方で本当にいいのかいアス??」