空中要塞 バハメクト・ヴォーム
アズベス「ちょっと待てよ!第3人類の兵が続々と
ミユの隊に向かっているのなら!!」
アキ「当然、ミユは危険な状況下にある」
アルゼリア「お前!そこまで知ってて!ミユを見殺しにする気か!?」
アキ「いま要塞内部に潜入して機密情報あるいは
要塞も破壊できれば俺たちは、とても有利になれる」
アルゼリア「お前!」
アキ「誰も死なない戦争なんて、まったくないだろ?
ミユだって覚悟は決めてるさ・・・」
空中要塞 バハメクト・ヴォーム 下部
1000を超える第3人類の兵がミユ隊に襲い掛かる!!
ミユ「こっちは30名か・・ここが死に場所なのかもしれないわね・・・」
そこで散られたら嫌われるの覚悟で
お説教したのが無駄になるじゃんかよ~ミユちゃん?
ウィズ「よお?ギリギリのところで間に合ったようだなミユちゃん?」
ミユ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ウィズ「・・・もう遠い過去なんだけど・・お説教したの恨んでる??」
ミユ「・・・いえ・・とてもためになることを力説していただき
ありがとうございました」
ウィズ「・・・やっぱ恨んでるじゃん!!」
ラブ「アキ・ルナフェクトも、よくもまあ
いろいろと、こき使ってくれるわね」
エルムド「なんだ!貴様らは!?」
ウィズ「過去の英雄とでも言っておこうか~?」
エルムド「我らの行動を妨げる者なら貴様たちも討つ!!」
ラブ「あらあら、できると思ってるのかしらね??」
ウィズ「で?ディア?ラブ?仮面は外さないのかい?」
ディア「そこまで力を出すまでもない」
エルムド「あの仮面のやつらから始末してしまえ!!」
エルムド率いる1000の兵士がディア達に襲い掛かる!!
ディア、ウィズ、ラブの3人を取り巻く光のオーラ
それが辺りに広がっていく!!
敵兵士「うあああああああああああああ!!」
その光のオーラに触れた敵兵士を
次々と倒していった!!
エルムド「バカな!なんだ、こいつらは!
1000の兵士を一瞬で殲滅したのかあ!」
ウィズがエルムドに手をかざし魔力弾発射寸前!!
ウイズ「どうだい?君もついでに滅んでみるかい?」
エルムドは逃げ出した・・・
ミユ「相変わらずディアさんたちは私たちの
実力のはるか上をいってますね
いや、ルナフェクトと呼べばいいのかしら?」
ディア「ディアでいい。もう、そっちの名前の方が
聞き慣れしてるのでな」
ミユ「私たちの隊を私自身の命までも助けてくれて感謝します
ディアさん、ラブさん」
ウィズ「・・・俺も・・がんばったんだけどミユちゃん?」
ミユ「ついでにウィズさんも、ありがとうございます」
ウィズ「・・・ついでって」
ディア「わかっているなミユ?君は、まだ死ねない
クルーゼに会いに行くのも相当、先の話だ」
ラブ「死んで悲しむ者が居る限り、その者に死は許されていない
それが”ストーリー”隊の信念でしょ?」
ミユ「そうですね・・クルーゼも
まだ”こっちに来るな”と言っていそうです」
ラブ「ひどい男よね?愛する者を失って
それでも生きろだなんて遺された者の気持ちも考えてほしいわ」
ディア「それでも生きなければならない」
死んでいった者たちの想いも紡がれて繋がって継がれていく
そうして死した者の物語も未来へと繋がっていく
ディア「それもストーリーの信念だったな?」
ミユ「えぇ。だからクルーゼの分まで精一杯、生きて
生きるだけ生きて、そして死のうかと思います」
ディア「ミユ?アキに言っておけ?あまり、私たちを、こき使うなと?」
ミユ「(やはりアキ達は私を見捨てたんじゃなかったのね)」
ミユ「これからも、こき使ってくれるよう伝えます
だから私は生き残れたのだから」
ラブ「あらあら、当分、退屈しそうにないわね」
空中要塞 バハメクト・ヴォーム 前面
相変わらず・・からかうのが好きねアキ・・・
メアリー「どうせディアさんたちにミユのこと助けてもらってるんでしょ?」
アルゼリア「え!あの時の演説のルナフェクトにか!?」
メアリー「アキが仲間を見捨てられるわけないもの」
ミカ「アキって やさし~♪」
アキ「さて行くか。このまま要塞内部に」
グレン住宅村
アスフェイア「レベル93→96ですって!!」
シェイン「一時の平和がおわったね・・・」