空中要塞 バハメクト・ヴォーム 前面
セドデム「はっはははははは!なにが世界を救うウォーリアだ!!
私の演技を見抜けないようでは
ルナフェクトの希望も、たかが知れてる!!」
敵副官「このまま要塞内部に誘い込み、そこでベルバルト将軍の
伏兵でアキ隊を囲み、さらにはセドデム隊で挟撃ですね?」
セドデム「要塞内部が手薄だと本当に思ったかアキ・ルナフェクト!!
ベルバルド将軍が率いる1万の兵士がいるわ!!
このままアキ隊を追い第2人類の希望を破壊するぞ!!」
セドデム隊「おおおおおおおおおおおお!!」
空中要塞 バハメクト・ヴォーム内部
ベルバルド「所詮は、こんな者か世界の希望とやらも
手筈通り、ここに進軍する者たちを一斉に襲い掛かるぞ」
ベルバルド隊「おお!!」
しばらくして、ものすごい勢いで
要塞内部に進軍してくる者100名
ベルバルド「よし!網にかかった!全兵!この者たちを!!」
ベルバルド「いかん!作戦中止だ!!」
敵副官「え?」
そこにやってきたのはアキ隊ではなく
セドデム隊であった
ベルバルド「どういうことだセドデム?
アキ隊が、ここにやってくるのではなかったのか?」
セドデム「・・・え!」
ベルバルド「セドデム?危うく同士討ちだったぞ??
それなりの処罰を覚悟しておけ!?」
セドデム「(どういうことだ!アキ隊はいったい、どこに!!)」
空中要塞 バハメクト・ヴォーム 前面
エルムド「なんてやつらだ!あんなの相手にしてたら
命がいくつあっても足りないぞ!!
エルムドは空中要塞の上に出た
エルムド「この汚名・・返上しなくては・・なに!!」
あれ?この人ってミユと戦ってる将軍だったよね?
アキ「ディアが動いてくれたようだな
ディアに負けた敗残兵というところか」
アズベス「アキ?ディアに負けた兵が、ここに(空中要塞前面)
逃げてくると予想して、ここに来たのか?」
アキ「・・・アズベス・・俺は神様じゃないんだから
そこまでできたら神の領域だってば」
メアリー「とりあえず、この人、捕まえていい?」
アルゼリア「ってか問答無用に捕らえようぜ?」
ミカ「ごめんね~♪ 己の不幸を呪ってね~♪」
エルムド「や・・やめてええええええええええ!!」
ドドドン!ドンドドドン!ドン!!」
アキ「なんだ!この発砲音は!イカズチか!?」
メアリー「ねらいは私達ではないみたいよ?」
アルゼリア「どうやら完成したようだな
だが、戦力としては五分五分か」
アズベス「なにが完成したんだ?」
バハメクト・ヴォームから
なにか浮上してくる物が見える!!
アキ「俺たちの重要拠点 空中要塞 ”ガフィーク・アザーム”だ」
バハメクト・ヴォームから放たれる砲火!
ガフィーク・アザームから放たれる砲火!
両方の空中要塞が撃ちあいになっていた!!
エルムド「くっ!貴様!放せ!!」
アキ「おしおきして知ってること吐かせるか
大事な情報源だ」
アキ「さて、時間稼ぎと敵の要塞の地形の把握
敵への奇襲によっての敵の混乱に成功した
俺たちも”ガフィーク・アザーム”に乗り移るぞ」
アルゼリア「敵空中要塞の内部破壊に動いてたんじゃないのか!?」
アキ「最初から作戦内容、伝えたはずだがアルゼリア?」
アズベス「流れ的に敵の要塞破壊するものだと」
アキ「敵の要塞内部に、どれだけの兵士がいると思ってるんだ?
ミユ隊1つだけ討つために内部を手薄にするなんて愚の骨頂だろ?」
ミカ「私の”羽”の情報だと要塞内部に1万を超す
大軍勢がいたみたいよ~♪」
アキ「な?要塞内部に突っ込まなくてよかっただろ?」
アルゼリア「(アキは、どこまで見通しているんだ・・)」
”ガフィーク・アザーム”に帰還したアキ隊
そこに十数人の人が待っていた
アキ「・・・おいおいマジかよ」
メアリー「あの人たちは!」
アズベス「なんで、こいつらが、こんなところに居るんだ!」
アキ「いま”ガフィーク・アザーム”に見えるメンツは」
敵として戦ったやつらだ・・・
アルゼリア「まさか・・”ガフィーク・アザームが
乗っ取られたのか!?」
グレン住宅村
アスフェイア「ほしい装備があるんだけど!!」
シェイン「新装備の情報、公開されたから待ちなって・・・」