ルガスタ 敵空中要塞 ”バハメクト・ヴォーム”
クアーバの背中に乗って敵空中要塞を目指すハリス隊
ハリス「とりあえず敵の空中要塞にでたわけだが」
ウェイバー「クアーバって見ない鳥だな」
ネッサオラ「クアーバはグレンハム王国が独自に調教し
生み出した戦闘用の鳥だ」
ハースネン「つまりグレンハム王国だけの軍事機密ってわけか」
テールス「じゃあ ってことは??」
バルサファイ「行きつくところの事実は1つだな」
誰がどうやって・・クアーバを操縦できるんだ・・・
ハリス隊「・・・・・・・・・・・・・・・」
ハリス「マジで!誰も操縦できないで、みんな乗ったのか!?」
ウェイバー「いや!てっきり誰かが操縦できるものだと思って私は!!」
ネッサオラ「ここは高度1万mだったな?」
ハースネン「おい!こんなところで落ちたら完全に死ねるぞ!!
なんで誰か操縦できるやつ居るの?って聞かなかったんだ!?」
テールス「こんなルガスタの歴史に残るような戦いで
事故って戦死なんて嫌だからね僕は!!」
バルサファイ「心配するな?後の歴史家が恥ずかしい
記録を消すために事実を隠蔽し、ねつ造できる」
ハリス「そんな冷静な分析、今いらないから!!」
ウェイバー「おい!これ馬を操縦する応用で操れないか!?」
ハースネン「いや!こいつ鳥だし!!
ぴゅいいいいいいいいいいいいい♪
楽しそうなクアーバ♪
エイリム「てめえ!楽しそうだなクアーバちゃん!」
ネッサオラ「下向していってないか・・・?」
テールス「死にたくないいいいいいいい!!」
バハメクト・ヴォーム 左翼 アキ隊
アキ「・・・・・あのさ・・ハリス隊、全滅してるかも」
ミカ「なんで!アキと互角に戦った仲間でしょ!?」
メアリー「・・・クアーバ操縦できる人って居た?」
アズベス「・・・・・・・・・・・・・・まさか」
アルゼリア「アキ!お前の奇跡でなんとかしろ!?」
アキ「そんな都合の良い奇跡なんて起こせるかよ!!」
アズベス「じゃあ大幅な戦力ダウンじゃないか!!」
メアリー「・・・私たちは・・守れる者も守れないで」
アルゼリア「メアリー!クアーバを操縦できるやつ
ハリス隊に乗せなかったから、こうなったから!!」
アキ「そうだ!気にすることはない!!」
アルゼリア「気にしろよ!てめえが1番、気にしろよ!?」
メアリー「戦力は大幅ダウンだけど任務は遂行するわよ!!」
みんな「お・・おぉ」
右翼 ハリス隊
まったく・・アキ・ルナフェクトも困った者だ・・・・
ハリス隊「・・・え!」
ラフィス「今までクアーバを操縦してたのが見えなかったのか?」
ハリス隊「ラフィス王!!」
ハリス「(なんだ・・この世界国家群当主”アリーゼ”の代表なのに)」
ウェイバー「圧倒的存在感なのに気づかなかっただと!私たちが!!」
ラフィス「ああ。気配を消していたからな」
ネッサオラ「・・・どうして気配を消す必要があったのですかラフィス王?」
テールス「とりあえず助かった!よかった!本当によかった!!」
ラフィス「さて、ここらで敵空中要塞に着地するか
こう飛んでいては敵の空中砲火にさらされる」
ラフィス達、みんなはクアーバから着地した
ネッサオラ「で?なぜラフィス王は気配をわざわざ消していたのです?」
ハースネン「・・・どうしても、それを知りたいのかネッサオラ?」
ラフィス「気配でも消したくなるさ。ここに居る皆は」
1度は私を殺そうとした奴らだ
黙り込むハリス達。それは、そうだ
個人的恨みや正義の違いから
それでグレンハム王国に戦争を仕掛けた者もいる
ラフィス「そんな連中と居ては怖くて、どうしようもないだろ?
だが私は、この戦いに勝利するために
君たちに背中を預けるよ。お互いを信じて戦ってくれ」
実に見事な手腕。そうやって世界をだましたのかい?
ハースネン「どうしたエイリム?」
エイリム「世界国家群当主。統一政府を初めて成し遂げた男
”アリーゼ”のトップだ。つまり権力の中枢にいる男だ」
ラフィス「・・・・・・・・・・・・・・・・」
エンド・ワールドの恐怖を世界に煽ることで
統一政府のトップになった男。それがラフィス王だ。
グレン住宅村
アスフェイア「水の領界よかったね~」
シェイン「・・・一瞬でストーリーおわったけどね」