ルガスタ 味方空中要塞 ”ガフィーク・アザーム”
ルモニア「レアットです!レアット・クロアットが
第3人類の軍を撤退に追い込みました!!」
リリィ「まさか!レアットってアキやクルーゼほど強くない
そんな人間がアキの奇跡やクルーゼのウォーリアと
同等の力だとでも言うの!?」
レオン「目覚めたのだろう。レアットにしか体験したことのない
それがレアットの内なる力を目覚めさせた」
レオン「説明するしかないな。レアット自身も己の力に
困惑してるだろうしな。中間空域は制した。向かうぞ」
敵空中要塞 味方空中要塞の中間 高度1万mの空域
レアット「なんだ?この俺の力は・・・?」
サムス「力を使ってる本人がわからないんじゃ
俺たちに、どう、わかれと?」
ブルギス「アキやクルーゼに負けない力を感じたぜ?」
よかった・・無事だったんだね・・・
レアット「ミユ・・・」
そこで抱き合うレアットとミユ
ミユ「あなたが、ここに居てくれた。それだけで私には奇跡なのよ」
レアット「ミユ・・お前が居るから俺は戦えるんだ」
サムス「ブルギス?戦場で育む恋ってあると思うか?」
ブルギス「・・・とりあえず戦場で恋は育みたくないな」
ミユ「でも、その力は、どうしたの?」
レアット「俺にも、わからなくて・・・」
説明が必要なようだな?
レアット「レオン大将軍?」
レオン「レアット?お前はフェルク騎士団9年目の実戦で
死に傷を受け生死を、さまよった」
レオン「”アワテイル”から開示されたデータによると
”死の狭間”で体験し耐えれたことは大きな力を与える」
レオン「アキの奇跡の力でレアットは死ぬ一歩手前で生還できたが
そこで考え耐えて抵抗した体験がレアットに力を与えた」
レオン「その力こそ”ジェイス”人のすべての内なる力を出せるという」
レアット「ジェイス・・・」
ブルギス「そんな所があるなら、そこで訓練したいな」
レアット「やめておけ?死んだほうがマシなほどの苦痛を味わう
いっそ死んでしまったほうが楽だろうと
苦しみから解放される死という誘いに負けそうになる」
リリィ「その誘いに負けなかったのは
誰かに対する想いが支えてくれたのかなレアットちゃん?♪」
レアット「え!?」
ミユ「私に対する想いだったのレアット?」
レアット「え!ちょっと待て その!!」
リリィ「ミユ・・お前が居るから俺は戦えるんだ。だっけ?♪」
レアット「ああ~~もう言わないでくださいよ!!」
リリィ「これだから若い子を、からかうのが楽しいのよね♪」
レオン「それだけ歳をとったということだリリィ?」
ドッゴオオオオーーーーーーーーーン
ンンンンンンンンンンンンンンン!!
レオン「・・・バタ」
ルモニア「レオン大将軍!今ここで、あなたが倒れたら世界は!!」
サムス「(・・・とんでもない魔力を感じたぞ)」
ブルギス「(・・・メアリーの”感情魔法”を、はるかに上回った)」
ジェイスか?その力ならウォーリアに並ぶ
大きな力になるな
レオン「よくぞ駆けつけてくださいました
ラグガイア王国国王 スバーシア・フォン・ラグガイア殿」
へえ~レアット君だっけ?君がクルーゼの言ってた
目覚めそうなやつか?
レアット「あなたは?」
エジュール「紹介が、まだだったな
ラグガイア王国将軍 エジュール・フルベールだ」
エジュール「クルーゼから君たちのことは聞いている
また会ったねミユちゃん?」
ミユ「お久しぶりですエジュール。でも・・・」
スバーシア「息子、クルーゼのことは今は考えるのはやめよう
戦場に行かせたんだ。覚悟くらいあったさ」
ミユ「ごめんなさい・・・」
レオン「申し訳ありません。スバーシア王」
スバーシア「レオン大将軍?貴君の指示で第3人類を私の軍と
エジュールの軍で挟撃できたはずだが
敵の指揮官が有能なのか、あまりにも早い判断の撤退で
敵に大きなダメージは与えることができなかった」
レオン「決戦は敵空中要塞”バハメクト・ヴォーム”で
することになりましょう」
スバーシア「なら共に行こう。我らラグガイア軍の精鋭1万も加わる」
グレン住宅村
アスフェイア「学園で、ねこひげって、どう使うの??」
シェイン「女の子が、それ装備して猫みたいに にゃ~お♪ とか?」
アスフェイア「・・・絶対やらないからね・・それ」