敵空中要塞 バハメクト・ヴォーム 中央部
アキ「この役立たずがあ!」
ウェイバー「アキ!その女はほっておけ!
私たちが切り拓くしかない!!」
アキは前線にでていった
アスフェイア「・・・・・・・・・・」
メアリー「気にしないでアスフェイア?
アキも昔は、あなたと同じだった」
メアリー「誰よりも争い事を嫌い人が傷つくことも嫌で
人を仲間を大切に感じる」
メアリー「だから知ったのよ」
戦うことでしか守れない
命のために戦っている
アスフェイア「・・・戦うことでしか・・守れない命」
メアリー「大切な人も仲間も親友も守りたいから
本当は戦うことも敵でさえも
傷つけることを嫌うのよアキは」
今できることをするしかないじゃない?
メアリー「後悔しないようにさ」
メアリー「戦いたくないなら下がってて
誰も、あなたを責めることはできない」
メアリーも前線に行く
ガルシェヴァーデの左手から
光線のような魔力砲!!
アルゼリア「おいアキ!?」
アキはあえて前に出て光のガードで
己を盾にし仲間を守った!!
エイリム「光のガードは優秀なガード魔法だけどアキ!?
そんな至近距離でもらったら無事じゃ済まないだろ!?」
アキ!スピード系技 ”刻一閃”を放つ!!
ガルシェ「くっ!体中のすべての場所に我に斬撃か!
だが!その程度か!奇跡のウォーリア!!」
メアリー「離れなさいアキ!援護する!!」
無数の魔力弾をガルシェの手前に放つメアリー!!
ガルシェ「砂埃を巻き起こしてアキを煙幕につつんだか!
なぜだ!なぜ人を助けようとする!?」
アキ「・・・・・・・・・・・」
そんなことも、わからないのか、お前は?
メアリー「大切な人だから守りたいのは当然でしょ
ガルシェヴァーデ!?」
ガルシェ「(守りたいだと・・・)」
アキ「心に闇がないと人は生きていけない
だが!心のすべてを闇にしてしまったら人は人でなくなる!!」
アキ「ガルシェヴァーデ!お前が、どんな闇を見て来たか
俺は知らない!だけどよ!それでも俺は
お前を救いたいと思ってるんだよ!」
白い心に悲しみで闇に染まったお前に
人の本当の想いを知ってほしいんだよ!!
ハリス「はじまったか」
ウェイバー「本当あまい主義だよな」
ネッサオラ「だが、それで救われたな俺たちは」
かつて”敵であった者たち”が皆、思う
ハースネン「そんなバカだから共に戦おうとも思ったさ」
テールス「なんだ かんだハースネンも救ってくれたしな」
バルサファイ「私の闇も薄めてくれた」
エイリム「だが考えてほしい。そのバカ者の考えで
戦わされている仲間をな」
ガルシェ「貴様らが・・貴様らがああああああ!!」
左手でアキを潰そうとガルシェの攻撃!!
アキ「(しまった!動作が遅れた!!)」
それを受け止めた者が居た!!
アキ「アズベス ウェイバー バルサファイ!」
ウェイバー「ったく!ヴァーデでもない者が
こいつの攻撃を防ごうとするんじゃないアズベス!?」
アズベス「守れたなら・・それでいいだろ・・・」
アキ「アズベス!?」
メアリー!光魔法で光線になり、その速さで
前線のアズベスを持ち上げ後方に持って行った!!
メアリー「アズベス!?」
アズベス「相変わらず・・バカだよなアキは・・・」
メアリー「かっこつけてんじゃないわよアズベス!
死ぬなんて許さないわよ!!」
アズベス「あぁ・・メアリーを・・泣かせたくないからな・・・」
気絶したアズベス・・・
アキ「すまないアズベス!」
ウェイバー「謝りたいならガルシェをなんとかするんだな」
ガルシェ「(なぜだ・・なぜ、こいつらは
誰かのために己を犠牲にできるんだ・・・!)」
アスフェイア「・・・・・・・・・・」
戦わないと・・守れない命・・・か
グレン住宅村
アスフェイア「ドラクエあるある!マスタースキル振り忘れて
酒場に預ける;;」
シェイン「うん・・アスを借りるときは入念にチェックしてる」