敵空中要塞 バハメクト・ヴォーム 高度1万m 夜中
ラフィス「最後の戦いが始まるな」
アキ「ミカの”羽”情報だと第3人類に
残されている兵は3000か」
ラフィス「少数の軍だからこそできる戦術もある
気を抜かないで臨むしかないな」
アキ「ほんと~~~に、そう思ってるのラフィス?」
ラフィス「もしかしたら、すぐおわるかもしれない」
アキ「もし、その時は何があるかわからない
一応、護衛についてやるよ」
ラフィス「ああ。助かるよ奇跡の”ウォーリア”」
アキ「夜明けだな」
その二人の眼前にベルバルド率いる
3000の第3人類の軍が見えた
レオン「さて敵が、どうでるか」
伝令兵「ラフィス王!敵将ベルバルドが
ただ一人でやってきます!!」
ラフィス「ならば私も行くか」
アキ「どうやら俺は行かないほうがいいみたいだな」
アキ「ベルバルドは護衛もなしにやってきた
ここで護衛として俺も行くと
良い話し合いでも壊してしまいそうだ」
ラフィス「私に一人で行けと?」
アキ「骨は拾ってやるから~♪」
ラフィス「アキ・・覚えてろよ・・・」
アキ「えーーー!このほうが最善だと思うけどな~」
中央にベルバルド、ラフィス
歩み寄り中央で対峙する
ベルバルド「まさか一人でやってくるとは思いませんでした」
ラフィス「私も・・一人で行かされるとは思いませんでした・・・」
ベルバルド「それは部下が言うこと聞かないと?」
ラフィス「戦場での礼儀だそうだ」
ベルバルド「なるほど。良い部下をもっておられる」
ラフィス「要件を聞こう」
ベルバルド「私の要求を飲んでくれるのなら
我々、第3人類は降伏します」
ラフィス「その要求とは?」
ベルバルド「あなたがたに捕らえられた
すべての第3人類の返還を願いたい」
ラフィス「どうするつもりで?」
ベルバルド「”フェイルアム”我が第3人類の惑星
そこに帰り静かに滅びの時を待ちます」
ラフィス「あなたがたの惑星は、もう?」
ベルバルド「何をしても滅びは免れないでしょう」
ベルバルド「我々は、そそのかされました
”創造主”と名乗る者に」
ベルバルド「今さらながら、その創造主は
我らの戦争を見たかっただけかもしれない」
ベルバルド「我ら第3人類は創造主にそそのかされ
あなたがた、第2人類の”ルガスタ”を
力で奪い取りに戦争をしかけました」
ベルバルド「その罪を謝罪したい
そして、すべての第3人類と最期を迎えたい」
我らの惑星、ルガスタに
第3人類を受け入れる
ベルバルド「なんですと!しかも10億以上の
人間の移民ですぞ!?」
ベルバルド「しかも我々、第3人類は少なからず
第2人類を戦争で殺害してる
私たちが受け入れられるわけが!!」
ガティレイアとルダ
ベルバルド「!!!!!!!!!!!!」
ラフィス「第2人類と第3人類だが恋仲になったそうで」
ベルバルド「あの二人が・・・」
ラフィス「そうやって我らもわかりあえることも
あるかもしれない、その二人のように」
ラフィス「世界国家群当主”アリーゼ”のトップとして
第3人類を、受け入れる準備をする」
ラフィス「それで、よろしいですかベルバルド殿」
ベルバルド「力で奪い取りに来た我々に過ぎた慈悲
ありがたく、その申し出を受けたいと思います」
ラフィス「共に生きようベルバルド殿」
ラフィスとベルバルドは自軍に帰って行く
レオン「いかがされました?」
ラフィス「第2人類と第3人類の戦いは終結した
戦争は、おわったよ」
アキ「俺が行かないでよかったろ?
返って警戒されるだけだしな」
ラフィス「そうだな。すべてがおわった
やっと帰れるな」
???場所
仮面をつけた3人の人物
ディア「戦争は終結したか」
ウィズ「なら、最後は奇跡のウォーリアの最後の戦いだ
ルガスタ全土を巻き込んだ物になるが」
ラブ「アキはお姫様を助けられるかしらね」
ディア「それができなければ、世界は終わる」
ディア「アキ・ルナフェクト
お前にやらなければならないことが残っている」
ディア「その”声”の導きのまま
究極の奇跡を見せて見せろ」
グレン住宅村
アスフェイア「・・・最終回じゃなかったんだ」
シェイン「ドラクエ10ルネッサンスが終わらない・・・」