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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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写真コンテスト

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レニィアーゼの冒険日誌

2017-02-25 01:09:04.0 2017-02-25 01:49:46.0テーマ:その他

ほしかった未来

クリスフェル村 夜 浜辺

     水着に着替え海に入るアキとミカ

ミカ「久しぶりクリスフェル村の海で遊ぶの
   みんなと、こうやって遊ぶの無理だと思ってた」

アキ「ミカはルイジェネイスで宇宙から人類の命を
   守ってた不思議な女神の役割があったもんな」

ミカ「アキだってそうでしょ?
   奇跡のウォーリアとして戦う運命に引き込まれた」

ミカ「運命に翻弄されたけど、こうやってステキな未来手に入れて
   夢じゃないかって何度も思う」

ミカ「こうやってアキと、また遊べたし♪」

クルーゼ「やれやれガキどもは
     これだけで楽しいって言うんだから良いよな」

アキ「なに大人ぶってるのクルーゼ?
   俺と3つしか歳は変わらないくせに?」

クルーゼ「俺はラグガイア王国、第1王位継承者だから
     プレッシャーで未来に不安しかないの」

メアリー「でもクルーゼ?その不安も
     どうにかできるって思えるようにならない?」

メアリー「世界を平和にできたのは私たちだしさ」

クルーゼ「そうだな。いくつもの奇跡もあったけど
     そう思える自信がついたのは良い経験になったよ」

       海水をかけられるクルーゼとメアリー

ミカ「そんな難しい話してないで遊びましょうよ~♪」

クルーゼ「やれやれ。女神さまはお気楽でいいこと」

メアリー「でも童心に帰って遊ぶのも悪くないわね
     こんな当たり前なこと戦時中にはできなかったし」

       メアリーとクルーゼは海に入って
       アキとミカとたわむれる

       砂浜で座っているアズベス

アズベス「本当・・命のやり取りをしなくても
     いい世界か・・夢物語に過ぎなかったよな」

ラフィス「エンド・ワールドとの戦いでみんな生きておわれると
     思わなかったからな。世界は少しずつ平和に慣れればいい」

ルダ「ところでアズベス?メアリーと一緒に遊ばなくていいのか?
   メアリーのことが好きなんだろ?」

アズベス「・・・なんで・・友達になって日の浅い
     ルダに、それが、わかるんだよ?」

ラフィス「アズベスはわかりやすいからな
     おそらくメアリーもお前がメアリーを好きだって気づいてるぞ?」

アズベス「・・・マジで?」

ルダ「いっそのこと告白すればどうだ?
   メアリーは今、彼氏はいないらしい」

アズベス「・・・いや・・いい
     勇気がないとか、そんなんじゃないんだ
     わかるんだ。メアリーは俺を見ていないって」

ルダ「それでいいのかアズベス?」

アズベス「いつもメアリーを見守れる。そんな存在でありたいんだ」

       深くため息をつき何を思い立ったのか
       ルダは魔法の詠唱をしている

ラフィス「・・・なんで・・ここで魔法を?」

ルダ「なにもしない限り可能性は0なんだからね
   当たって砕けたらどうだ?」

     ルダの風の魔法によりアズベスは
     アキたちがいる海へと吹き飛ばされた!!

     激しい海の音とともにアズベス海に!!

アキ「なに、とんでもない速度で海に突っ込んできたアズベス!
   びっくりしたじゃないか!?」

メアリー「まるで風の魔法で飛ばされたみたいね?」

アズベス「その通りだよ・・風の魔法で飛ばされたんだよ
     俺は・・・」

クルーゼ「そんなことするやつルダしかいないな・・・」

メアリー「あんなに美しい女の子が、そんなことするんだね♪」

ラフィス「ルダ?砕けたらダメだがな?」

ルダ「そのくらいの覚悟でって意味です
   何もしないほうが後悔するでしょ?」

ラフィス「たしかにな」

アキ「お~いラフィスもルダも来いよ?」

ラフィス「私は童心に帰れるほど若くはないのでな」

アキ「・・・おい?20歳で成人になったばかりで
   なに、じじくさいこと言ってんの?」

ルダ「だそうですよラフィス王?私たちも泳ぎに行きませんか?」

ラフィス「やれやれ。みんな子供みたいに、はしゃいでるな」

       みんなで海で遊ぶ若者たち

       そう・・彼らがほしかったのは・・・

アキ「やっと、わかった気がするよ
   俺たちは、この未来がほしくて戦ってたんだ」

     アズベスに頭を押さえられ海に沈むアキ

アズベス「なにキザなこと言ってるんだアキ?」

メアリー「アキってたまに詩人になるからね
     でも、この未来も悪くないよね」

       若者たちは、この日を思いっきり楽しんだ

メアリー「そう・・これが私たちの・・・」

         ほしかった未来♪
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