レニィアーゼの冒険日誌

　大型バージョンアップがきて、ある程度、シナリオは追加されるが

　そのストーリーを終わらせたら寂しさを感じる・・・


　ネトゲが、そんなに経験ない私にとって何か月もストーリーが

　続きを待たされることが、このＭＭＯで初めての経験

　次は予定通りにいけばゴールデンウィークあたりに

　続きのストーリーが追加されるようだが

　その時間が寂しい・・・・


　終わらないストーリー、夢にまで見ていた

　その夢を、とある、キッカケで手に入れた私

　それは強い願望でもあり私の夢であった

　ずっとクリアするたびにストーリーが追加されればいいなと

　
　　　　だが・・それは苦しみの始まりだった


グレン住宅村

かんべえ「・・・おわらない・・ストーリーが、おわらない」

シェイン「どうしたの　かんさん？」

かんべえ「いま、３キャラ目でストーリーやってるんだけどさ」

シェイン「３キャラも進めるの？」

かんべえ「ぜんぜん、終わりが見えてこないんだよね・・・」

アスフェイア「３キャラ進めてるって他のキャラで
　　　　　　　やることは終わってるの？」

かんべえ「・・・いや、やらなきゃいけないことしかないよ」

アスフェイア「・・・そっちのほう進めろよ」

かんべえ「とりあえず、やる気をだすために
　　　　　３キャラ目に１４００万Ｇほど使って
　　　　　使える状態になったけどね
　　　　　その強化なかったらしなかったけど」

シェイン「・・・かんさん・・そのゴールドって」

　　　　　　　常闇のイカに何か耐性とかあったら
　　　　　　　それに備えられるように
　　　　　　　死ぬような想いまでして
　　　　　　　手に入れたゴールドだよね・・・？

かんべえ「・・・・・・・・・・・・」

シェイン「・・・・・・・・・・・・・・・」

アスフェイア「・・・・・・・・・・・・・・・」

　　　　　　　　一同・・わずかな沈黙が流れる・・・

シェイン「バカだ・・こいつ・・・」

アスフェイア「本当・・バカよね・・・」

シェイン「救いようがない・・・」

アスフェイア「ゴールド、ドブに捨ててるようなものだ・・・」

かんべえ「そこまで言う！？」

かんべえ「そんでもって、その３キャラ目のストーリーが
　　　　　終わりそうにないんだよ；；」

アスフェイア「よかったじゃん？
　　　　　　　おわらないストーリーを夢にまで見てたんでしょ？」

かんべえ「・・・そういう意味ではないんだけどな」

シェイン「で？その３キャラ目の、どこまで進んでるの？」

かんべえ「あの、おっさんを頭に思い浮かべて
　　　　　思いっきりグーでぶん殴りたいところ・・・」

シェイン「３，０の前のアレか・・・」

アスフェイア「私も苦しんだわ・・・」

シェイン「もう、それで３回ストーリーやったことになるし
　　　　　会話とかすっ飛ばすと速く終わるんじゃない？」

かんべえ「それだけはしたくない！！」

かんべえ「いや、けっこう忘れてるぞ？
　　　　　そういえば、そんなお話だったねとか」

アスフェイア「とりあえず私はメインをおろそかにしてまで
　　　　　　　３キャラ目はしたくないわ」

シェイン「まあ、がんばってね　かんさん」

　　　　　　　　かんべえの家から帰って行った二人

かんべえ「あいつら・・けっこう冷たいのな・・・」