レニィアーゼの冒険日誌

フェルク騎士団　陣地の外　夜中

アキ「作戦の再確認をするぞ
　　　俺たちはフェルク騎士団の陣地を突破する
　　　ねらいはあまくで突破。壊滅ではない」

アキ「アズベスは左翼からメアリーは右翼から
　　　敵の注意をめいいっぱい引き付け
　　　混乱を起こすように仕掛けろ」

アキ「アズベスはバードレの力を使い
　　　共鳴するであろうマーソンのバードレで
　　　マーソンの位置を知ったら
　　　即座にロダリアに位置を知らせろ」

アキ「ロダリアはツバサを使い空からしかける
　　　アズベスからマーソンの位置を知ったら
　　　ロダリア？例の作戦に行ってくれ」

アキ「それが成功するかしないかで
　　　つぎの作戦は大きく動く」

ロダリア「つまり失敗は許されないか」

アキ「ミカも飛行しロダリアが空から突っ込んだら
　　　ロダリアの道を開くため援護射撃をしてくれ」

ミカ「りょ～かい」

アキ「クルーゼは俺と中央からしかける」

クルーゼ「敵の集中砲火ど真ん中かよ」

アキ「俺はできない作戦は言わない
　　　クルーゼのスピードの速さと臨機応変に
　　　動かるクルーゼにしかできない仕事だ」

アキ「ルダとアムルはツバサを使いフェルク騎士団
　　　陣地の向こう側に隠密に進行
　　　敵は俺たちで混乱を起こす」

アキ「そして突破してきた俺たちの退却を援護するよう
　　　敵の追っ手を射撃してくれ」

ルダ「ああ。任せておけ」

アムル「了解しました」

アキ「今夜は分厚い雲に月が隠れてて
　　　奇襲にはうってつけなんだが」

ロダリア「そういう日こそ敵は備えてる」

アキ「休戦の１日がうまく働けばいいが」

アキ「ロダリアの渾身の一手を導くために
　　　ロダリア以外の俺たちは陽動になる
　　　どうぞ見つかってくださいって感じでな」

アキ「では午前２時に作戦は実行する」



フェルク騎士団　陣地

ゼルク「本当に敵の襲撃はないのですかレズール将軍？
　　　　月が分厚い雲に隠れてて」

レズール「あぁ。セオリー通りには夜襲を警戒するところだが
　　　　　１日の休戦を申し入れていた
　　　　　第３人類が動き出すことは」

敵伝令兵「夜襲です！二人の敵が恐ろしい速度で
　　　　　我らの陣に！あれは！！」

　　　　　　　メアリーとアズベスです！！

レズール「なんだと！休戦はどうなった！？」

レズール「軍を展開させろ！迎え撃て！！」


フェルク騎士団　陣地　前線

アズベスさすがに寝ずの番は居るか」

メアリー「全員が眠ってて夜襲で大敗なんて
　　　　　バカなことはしないでしょ」

アズベス「あわててゼルクが飛び出してきたみたいだぜ」


ゼルク「メアリー！アズベス！どういうことだ！！
　　　　休戦を申し入れたはずだ！！」


アズベス「へえ～そうなのか？
　　　　　それが俺たちになんの関係が？？」


レズール「しまった！やつらは第３人類と共闘してることを
　　　　　表にだしていない！！」

レズール「魔力砲撃　構え！目標
　　　　　アズベスとメアリー！撃てえええええ！！」

　　　　　　　敵から無数の魔力弾が飛んでくる！！
　　　　　　　アズベスとメアリーに迫る！！

メアリー「散開するわよ。あとは計画通りに」

アズベス「だな。やってやろうか」


敵伝令兵「アズベスとメアリー！左右に展開しました！！」

レズール「く！魔力弾が無駄撃ちになったか！！」

　　　　　　　　ここの指揮は僕がとる

レズール「マーソン将軍！！」

マーソン「一騎当千の敵だ！
　　　　　ゼルクはメアリーにレズールはアズベスに当たれ！！」

ゼルク
レズール「はっ！」

　　　　　　　左翼に展開したアズベス


アズベス「さーって」

　　　　　　　見せてやるぜ力の違いってのをよ！！