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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2017-12-19 02:29:32.0 テーマ:その他

それは もはや・・・

バースミアク地方 昼

マーソン「世界を救ったのは・・・

       世界に生きる人間の心の想い・・だと?

アキ「俺は、あのとき世界に生きる人間の心の想いを力に変えた
   その想いの集合体には まっさらな純粋があった
   この世界に生きる人間たちの想いが
   エンド・ワールドを退けた」

マーソン「バカな!この世界に70億の人間がいるんだぞ!
     様々な人の想いやよこしまな思いもあるはずだ!!
     すべての人間たちの想いが1つになるなんてありえない!!」

アキ「そう・・・


       だから奇跡なんだよ


マーソン「・・・・・・・・・・・・・・」

マーソン「それは もはや奇跡を越えている・・・」

アキ「とんでもなく、ありえないことができた
   言わば それは究極の可能性
   そんなの見せられたら
   どんな壁も超えられそうじゃん」

アキ「たとえば・・・」


     第2人類もフェルク騎士団も
     第3人類も共に手を取って生きられる道も


マーソン「ありえない!」

アキ「本当に そう思うか?ラセック(マーソン)も
   あの奇跡を見ただろ」

マーソン「・・・・・・・・・・・・」

アキ「本当に そんなあり得ない奇跡が もう一度起こるなら
   見てみたくないかラセック?」

アキ「そのためにラセック率いるフェルク騎士団を
   この戦争から手を引いてほしい
   手を引いてくれれば少なくとも15000の
   フェルク騎士団は命を落とすことはない」

マーソン「・・・・・・・・・・」

マーソン「アキ?1つだけ聞かせてくれ?」

       本当に もう一度奇跡を越える奇跡を
       起こせるのか?

アキ「・・・・・・・・・・・・」

       知るか、そんなこと

マーソン「な!」

アキ「同じことしてみせろって言われても
   どこにできる保証があるんだよ?」

マーソン「なら この戦乱を、どう終わらせたいんだ!?」

アキ「最善を尽くす。それしか言えることはないだろ?」

     未来に保証なんてないんだぜ?

アキ「まあ究極の可能性ってのは実在したけどな」

アキ「さっきの要件のこと頼んだぞ?」

        立ち去るとするアキに

マーソン「待てアキ!アキは想いを力に変えられるんだろ!?
     僕は、この世界で1番強い想いは負の感情だと思う」

マーソン「人を恨んだり憎む想いは強い
     その負の感情を想いを力に変えたことがあるのか!?」

       アキは少し うなだれて やっと言葉を発する

アキ「過去に1度だけ・・そうしたことがあるよ・・・」

マーソン「どうだった!?」

アキ「・・・・・・・・


     二度と・・使いたくないと思った・・・

マーソン「・・・・・・・・・・」

       そう言ってアキは去って行った・・・

マーソン「負の感情を使い僕たちフェルク騎士団を攻撃すれば
     まさか簡単にフェルク騎士団は倒されるのか?」

マーソン「だが・・それをしないということは・・・


       マーソンは幻惑のため見た
       赤色の禍々しい光に包まれ
       戦場を戦慄させたアキの姿を浮かべる

マーソン「自分で感情をコントロールできないのか・・・?」


ネーゼバルド砦の外

サーシェ「どういうことかしら?
     私たちフェルク騎士団は戦争の敗者
     なのに拘束もしないで自由にさせるなんて」

サーシェ「やはり情報どおりストーリーという組織はあまいわね
     ここは早く脱出してルガート様のところに」

       どこに行こうってんだサーシェ姉さん?

サーシェ「・・・クルーゼ」

クルーゼ「少し話をしないか姉さん?」


バースミアク地方 夜 水辺

クルーゼ「おどろいたよサーシェ姉さんが生きてたこと
     そして人一倍 戦争を嫌ってた
     姉さんがフェルク騎士団に入団してたこと」

サーシェ「こうするしかなかった・・・
     父も母も弟のヘーゼルも
     第3人類に殺されて・・・
     復讐するならフェルク騎士団に入るしかないと・・・」

クルーゼ「そうさせたのもルガートか?
     それより・・・・

       姉さんの奇病を治してくれたのは誰なんだ?
     


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