バースミアク地方 夜 ネーゼバルド砦の外
フェルク騎士団A「全騎士団集めて何を始めるつもりだ?
B「武装解除されてるから戦うことはできないが」
C「それでも戦えって言われれば俺はやるぞ!」
サーシェを伴い姿を現したマーソン
マーソン「みんなに言う。今から話すことは僕たちの今後についてだ」
レズール「どうされるのですマーソン将軍?」
マーソン「・・・・・・・・・
僕はフェルク騎士団を抜ける
レズール「な!」
その言葉に ここに集まったフェルク騎士団は驚愕した
ゼルク「そんな!ルガート様を裏切り
理想なる世界も あきらめるのですか!?」
フェルク騎士団D「マーソン将軍が抜けたら俺たちは どうすれば!」
マーソン「そんなの・・・
自分で生きる道を見つけて生きていくんだよ
まだ導かれないと前に進めないようじゃダメなんだよ
フェルク騎士団「・・・・・・・・・・・」
マーソン「思えばラフィス王がフェルク騎士団を解散させたとき
自分で生きる道を見つけ踏みとどまった者
導かれないと何もできない僕たちフェルク騎士団」
マーソン「その分かれ道で道すら見つけられなかった時点で
フェルク騎士団とストーリーは差がついたのかもしれない」
確かにと思いうなずく者も少なくなかった
マーソン「僕は自分で道を見つけるよ。生きたいように生きる
みんなにも そうしろとは言わない
ルガート様に合流し生きるのも また1つの道だ
だが僕が願うのは・・・」
みんな この戦争から手を退いてほしい
フェルク騎士団「!!!!!!!!!!!!!」
ゼルク「理想なる世界を あきらめろと!?」
マーソン「理想なる世界に行きたくて死ぬのが怖くなって
我々は憶病になってないか?」
誰もその言葉に逆らえる者はいなかった・・・・
マーソン「理想なる世界は みんなでたどりつかなければならない
誰だって そこに行きたい。みんなでたどりつけないなら」
僕は そんな世界は いらない
フェルク騎士団「・・・・・・・・・・」
マーソン「世界国家群アリーゼの代表 スバーシアは優秀らしい
そう奇跡のウォーリアは言っていた
世界が有能な者に託されるのなら僕は それでいい」
いたずらに同胞を死なせたくない
レズール「それがマーソン将軍の軍を抜ける理由ですか?」
マーソン「そうだ」
道は自分で見つけて進め 導かれるだけではダメだ
レズール「わかりました私も その考えに乗ります」
マーソン「レズールは反対すると思っていたが?」
レズール「みんなでたどりつけないと意味がないのでね
ゼルクお前は どうする?」
ゼルク「俺はレズール将軍についていきます」
レズール「バカヤロー 自分で道を見つけろと
マーソン将軍が言ったばかりだろ?」
ゼルク「・・・ですね」
サーシェ「私も道を見つけたは だからそこで生きる」
マーソン「他の者たちは どうする?」
フェルク騎士団は話し合った