レニィアーゼの冒険日誌

グレン住宅村

レニィ「・・・・」

アス「元気なさそうねレニィ？」

レニィ「前回の日誌に　”それこそが”が不評だったのか
　　　　ぜんぜん　いいね　されない・・・」

アス「気にしてたの？」

レニィ「いつも　いいね　してくれる人もしてくれない・・・
　　　　なにか失敗したのかな？？」

アス「じゃあ解説つきで説明してみて？」

レニィ「自分の魔力弾をバローザに撃ったクルーゼなんだけど
　　　　それをバローザに吸収の力で吸い込まれ
　　　　解放の力で　より強い魔力弾を返されてしまう」

レニィ「それを”わざと足に当てた”クルーゼなんだけど
　　　　足に当てた場所はクルーゼが小さなガード魔法で
　　　　防いでるので足は無傷なのよ
　　　　当たったフリして足を痛めたように演じた」

アス「なんで　そんなことしたの？」

レニィ「バローザの魔力弾で近づけないクルーゼは
　　　　スピード３倍でバローザに接近しようとする
　　　　でも足を痛みに耐えられず失速したように見せた」

レニィ「当然　動きが止まったクルーゼにバローザは
　　　　無数の魔力弾による攻撃でクルーゼを倒そうとする」

レニィ「魔力弾によってできた砂ぼこりで　わずかに
　　　　前が見えなくなったバローザにルダは
　　　　後方からマジックアロー　マジックキャンセラーの矢を打ち込む」

レニィ「クルーゼの計算通り吸収の力を使えるバローザは
　　　　自然界の草木による生命力を吸収し
　　　　魔力を取り戻すのに成功しマジックキャンセラーを
　　　　無効にしたんだが　そうするために力を使いすぎ
　　　　疲労したバローザは魔力弾を造りだすことも
　　　　できないくらい疲労していた」

アス「そこを攻めるチャンスとしてクルーゼは
　　　スピード３倍　風の戦争を使ったんでしょ？」

レニィ「それでバローザが戦いの最中に言ってた

　　　　　　あまさを貫き通すことこそストーリー（俺たち）だろ？

レニィ「と言い残しクリスフェル村に向かうまでのもの」

アス「俺達って誰を指してるの？」

レニィ「クルーゼとバローザ
　　　　ストーリーって言う組織で共に生き抜いた同胞だからね」

アス「足を痛めたように演じたのも
　　　わざと失速してみせたのも」

レニィ「バローザの魔力弾をなんとかするために
　　　　クルーゼが考えた策なんだけどね」

レニィ「なんか作った内容に失敗でもしたのかな？？」

アス「フレさんに聞いてみたら？」

レニィ「そうしてみるか」