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思い出の星巡り

レニィアーゼ

[レニィアーゼ]

キャラID
: ME080-280
種 族
: 人間
性 別
: 男
職 業
: 旅芸人
レベル
: 133

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レニィアーゼの冒険日誌

2018-07-09 04:42:14.0 2018-07-09 04:52:15.0テーマ:その他

アンチ

人形の中の世界 ルダ

サーシェ「(特殊能力を持つ相手に対応できる備えがある!?
      それに この周囲に広がる白銀の光は なに!?)」

        ルダを見つめるサーシェ

サーシェ「(ジェイスの力で私の身体能力は1、5倍に引き出されてる
      私は もはや人を超えている
      その力に対応できる備えがあるですって!?
      ・・・わからない・・この女がわからない)」

         恐怖でも感じたか?

ルダ「なにが!?」

ルダ「人は わからない物に恐怖を抱く
   私が なにをするか わからないんだろ?」

サーシェ「・・・・」

ルダ「だったら

      私の勝ちと言うことで退いてもらおうか?

サーシェ「ふざけるな!」

      サーシェ!風のように速くルダに突進!

ルダ「・・・」

サーシェ「私の攻撃をくらえ!」

       恐ろしく速く!恐ろしく力強く!

       サーシェに6連撃!!

ルダ「全部 防いだが どうせ」

       吹いた風が戻って来るかのように
      
       サーシェ!さらにルダに6連撃!!

ルダ「・・・」

サーシェ「(・・・違和感を感じる
      なぜ こうも簡単に防がれる!
      何よりも速く!何よりも力強く攻撃した!なのに!
      当たり前のように防がれるのは なに!?)」

         そうか やっと覚たか

サーシェ「なにを言ってるの!?」

ルダ「この力は覚えてくれるまで少し時間が必要でね
   覚えきる前に激しく攻撃されたらと思うと
   そこが弱点なんだけど覚えてしまった以上

        サーシェに勝ちはない

サーシェ「何を!?」

ルダ「試してみるか?本当か どうか?」

サーシェ「こいつ!」

        サーシェの風のような突進!

サーシェ「!!!」

        だがスピードは失速した

サーシェ「(ルダの刀の構え・・・
      私の どの攻撃角度から斬りこもうか
      わかってるかのような構え!)」

ルダ「どうした?来ないのか?」

サーシェ「くっ!」

        サーシェ!再び突進!!

        ルダ!刀で構える!!

サーシェ「(ルダの刀の構え 私の初手の動きが
      読まれてるかのような構え!
      なら斬り上げに!)」

        ルダの刀が微動に動く

サーシェ「(そんな!二つ目の攻撃角度も読まれてる!
      これでは防がれる!なら袈裟斬りに!)」

          ルダの刀が微動に動く

サーシェ「(3つ目の攻撃角度も読まれてる!)」

       サーシェ!後方に飛んで連続魔力弾の構え!

サーシェ「!!!」

      ルダ!全面にガード魔法を展開していた!

サーシェ「私のしようとしてることが読まれてるって言うの!?」

ルダ「ちがう
      
      私がサーシェの戦術の”アンチ”になったんだよ

サーシェ「アンチですって!?」

ルダ「世の中には悲しいほど戦いの中で相性の悪い敵が居る
   私はサーシェにとって”それになった”だけだ
   対特殊能力のアンチにな」

サーシェ「すべての特殊能力のアンチになれるですって!
     ありえるはずがない!」

ルダ「だったら最初のように突っ込んで来たら どうだ?」

サーシェ「くっ!」

      サーシェ!風のように突進!
 
      ルダ 微動に刀が動く!

サーシェ「(どうせ防がれるのなら力づくで!)」

        サーシェ!ルダの刀ごと

        ルダの体に刀で力強く押し込もうとしたが!

サーシェ「なに!」

        ルダは その攻撃に刀をすかした!

ルダ「どの角度から斬りこもうか わかっていれば
   こういうこともできる」

サーシェ「(しまった!)」

       力を込めて刀を振りぬいたため

       それを すかされて無防備のサーシェ

       ルダは その一瞬を見逃さなかった!

       ルダ!斬り上げて袈裟斬り!!

サーシェ「そんな・・・」

       サーシェは その攻撃で倒れた

ルダ「スピードがあろうが 力強かろうが
   こうなってしまっては意味もない

     相性が悪かったね なにせサーシェのアンチだからね

サーシェ「・・・クルーゼ・・クルーゼ」

       愛しい人の名を呼び涙するサーシェ

ルダ「私も
  
       クルーゼに選ばれたとは思ってない
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