人形の中の世界 クルーゼ
クルーゼ「(さて・・どうする・・・
ミユを相手に いかに致命傷を与えずに
気絶させることができるか・・・)」
ミユ!”感情魔法” 連続魔力球体を放つ!!
クルーゼ!スピード3倍を使い駆けて
その攻撃から逃れる!!
クルーゼ「なんで敵になった!聞かせろミユ!?」
ミユ「別に私だけが敵ではないでしょ?」
クルーゼ「(そこが謎だ・・ほとんどのグレンハム王国の将
主だった奴が何故かアキを処刑しようとする
それを阻止し救い出そうとすると
味方だった奴や
共に苦難を乗り越えた仲間 友も敵になる
ミユでさえも・・・)」
ミユ!スピード3倍でクルーゼに迫る!!
クルーゼもスピード3倍で突進した!
”2つの風と風が”ぶつかりあい はじける!!
双方 後方に距離をとった
クルーゼ「(・・・だが・・なぜだ?
ルダやアズベス ミカのように
まともな奴も居る・・・
いったい・・何が起きている・・・
ミユ「どうしても手加減して勝ちたいの?」
クルーゼ「・・・わかっていたか?」
ミユ「私を簡単に倒せる力があるのに使わないものね?」
クルーゼ「スピード5倍 究極系 ”刹那の鼓動”を
使えばミユと言えど一瞬で倒せる
だが俺は刹那の鼓動を制御できない これを使ったら
間違いなくミユは死ぬ!!
クルーゼ「(だからってミユほどの手練れを簡単に倒せない
どうすればいい・・・)」
ミユ「私も なめられたものね
どうすればクルーゼに本気を出してもらえるか」
ミユはクルーゼに液晶モニターを投げた
クルーゼ「これは?」
ミユ「そのモニターに映っているのはルダとサーシェが居る
人形の中の世界 ここと同じようなところよ」
ミユは左手で魔力を作動させた
クルーゼ「なに!」
ルダとサーシェの居る人形の中の世界が
大きな爆発が起きた!!
人形の中の世界 ルダ
ルダ「なんだ!なんの爆発だ!?」
サーシェ「外に出る出口も封鎖されただと!?」
人形の中の世界 クルーゼ
ミユ「あなたが あくまでも本気を出さないのなら・・・
この二人が居る人形の中の世界を破壊する!!
クルーゼ「なぜ そんなことをミユ!?」
内なる想いが告げているの・・・
クルーゼ「(内なる想い!バローザの時も!)」
ミユ「内なる想いがクルーゼを倒せと うるさいのよ・・・」
ミユの周囲に緑色のオーラが広がる!!
クルーゼ「おい!まさか!?」
ミユ「私も・・・
刹那の鼓動が使えると言ったら信じる?
クルーゼ「何を言っている!刹那の鼓動がだと!?
あれは誰にでも使える物ではない!
ましてや”ラグガイア”の”ウォーリア”の力なしに
そんなの使ったら!?」
ミユ「・・・
死ぬ・・でしょうね・・私・・・
クルーゼ「なぜ そこまでする必要がある!?」
ミユ「・・・そこまでしなきゃ・・クルーゼに勝てないなら」
狂気に囚われたような形相でミユは
ミユ「使うしかないじゃない!?」
ミユの周囲のオーラが さらに広がる!
クルーゼ「(脅しではない ミユは本当に
刹那の鼓動を使えるぞ!だが なぜだ!?)」
内なる想いの思うがままに
ミユ「・・・
ミユ!スピード5倍 究極系 刹那の鼓動で
クルーゼに迫る!!
クルーゼ「バカやろうがあ!」
クルーゼ!スピード5倍 究極系
刹那の鼓動で応戦した!!
双方 中央で ぶつかった!!
ミユ「・・・」
クルーゼ「・・・」
ミユ「なんなのよ・・どういうことよ あなたは・・・」
過去に刹那の鼓動の攻撃を受けたことがあるの!?
ミユ「私の・・刹那の鼓動を・・数十にわたる鼓動のような攻撃を
全部 防ぐだなんて・・・」
ミユは そのまま倒れた・・・
クルーゼ「・・・
クルーゼ「・・・そこに居るんだろ?
てめえは誰だあ!?