レニィアーゼの冒険日誌

人形の中の世界　クルーゼ

ミユ「う・・・う・・くぅうう」

クルーゼ「意識が戻ったかミユ！」

ミユ「・・・私は！　ちょっとクルーゼ！？」

　　　　　　　　ミユを抱きしめ

クルーゼ「よかった・・ミユが生きてた　本当によかった」

ミユ「・・・クルーゼ」

ルダ「死の淵をさまよっていたんだ
　　　意識を取り戻したことだし”ラグガイア”の力が
　　　ミユを大きく助けた　もう大丈夫だミユ」

ミユ「ルダ・・あなたに借りを作るなんてね・・・」

ルダ「愛する者が愛する者を死なせはしないさ」

クルーゼ「ミユ？いったい何が起きている
　　　　　ミユもサムスもブルギス　バローザ　サーシェも
　　　　　なんで俺たちに敵対するんだ？
　　　　　みんなは共に二度の大戦を乗り越え
　　　　　”エンド・ワールド”を共に戦った絆のある仲間
　　　　　それが　なんで俺たちに攻撃してくる？」

ミユ「・・・私にもわからない
　　　ただ頭の中と心の中でクルーゼ隊を倒せと
　　　強制する何かがある
　　　きっと　みんなそれに逆らえないんだわ・・・」

ルダ「まるで呪縛だな」

クルーゼ「・・・強制される・・何か」

ミユ「・・・おそらく・・だから
　　　これから苦楽を共にした共に戦った
　　　仲間や友も襲ってくるかもしれない
　　　・・・もしかしたら

　　　　　　大切な人　全部が殺しに来るかもしれない・・・

ルダ「そうかもしれないな　ラフィス王も敵だしな」

ミユ「仲間や友と戦うこと・・つらいと思うわ・・・
　　　でも・・でもね・・・」

クルーゼ「ミユ・・・？」

　　　　　　　涙を流しながら意を決してミユは言う

ミユ「・・・決して・・誰も殺さないで　あなたに

　　　　　　　大切な人を殺めてほしくないのよ！！

クルーゼ「・・・ミユ

　　　　　　　涙を流し　そう訴えたミユ

　　　　　　　クルーゼはミユを抱きしめて

　　　　　　　ミユの頭をポンポン優しくなでて

ミユ「・・・クルーゼ？」

クルーゼ「・・・

　　　　　　　ミユの想い　俺に対してくれた想い

　　　　　　　全部　受け止めて応えてやるよ

クルーゼ「奇跡の英雄が　いつも　そうしてるようにな」

　　　　　　　人形の中の世界から

　　　　　　　大きな鏡のような物が現れた

クルーゼ「行かなきゃな」

ミユ「・・・死なないでね・・クルーゼ？」

クルーゼ「あぁ　ミユを裏切りはしない」

ルダ「さて　出よう　こんなところに居ると
　　　何が起きるかわからない　とりあえず
　　　みんな　ここを出よう」

ミユ「お願い・・みんなを・・・」

　　　　　　　救ってあげてね・・・


人形の中の世界　アズベス

　　　　　　何者かの無数の魔力弾をかわしながら

　　　　　　攻撃する　そぶりすら見せないアズベス

？？？？「感情魔法　＋α魔力球体！！」

　　　　　　　　その魔法がアズベスに飛んでくる！！

アズベス「わかっている　聞こえている」

　　　　　　　アズベスの”ウォーリア　バードレ”の
　
　　　　　　　助言を聞きながら動くアズベス

　　　　　　　その導きのままに動き
　　
　　　　　　　その者の感情魔法をかわす

アズベス「なんで敵になった・・・？

　　　　　　　メアリー・フェルフィスカ！？


メアリー「内なる想いが告げているの・・・
　　　　　私に・・アズベスを倒せと・・・」

アズベス「そいつに言われれば俺を倒すのか？」

メアリー「私たち・・出会わなければよかったね・・・
　　　　　そうだったら・・誰かを愛し幸せになれたのかも・・」

メアリー「アズベスは私を想うあまり
　　　　　他の人を愛せなくなってる・・・」

メアリー「それは私も同じ・・・
　　　　　私もアキを愛するあまり
　　　　　他の誰かを好きになれない・・・」

　　　　　　　アズベスのことだって・・・

メアリー「・・・好きに・・なれない」

アズベス「・・・

アズベス「きついこと言うよなメアリーわ・・・」

アズベス「１つ聞かせてくれ

　　　　　　　戦争が続いてほしいと思うか？

メアリー「・・・戦争なんて・・大嫌い」

　　　　　　　　メアリー！スピード３倍でアズベスに攻撃に！！

メアリー「・・・え」

　　　　　　　　　アズベス・・攻撃にしきたメアリーを・・

　　　　　　　　　そのまま斬った・・・

　　　　　　　　　血を流し・・倒れるメアリー・・・

メアリー「・・・な・・んで？」

アズベス「・・・もう・・疲れたんだよメアリー

　　　　　　　　　　おわりにしよう・・・