人形の中の世界 アズベス
アズベス「愛って愚かだよな
愛に魅せられて愛に引き込まれ愛に溺れていく
愛してる人が傍に居てくれるなら
戦争すら続いてほしいと願うバカが居るんだよ」
アズベス「メアリー・フェルフィスカは
そんな愚かでバカなのさ
だから決して”戦争なんて大嫌い”なんて言わない
それを肯定したら
もう愛してる人の傍に居られなくなるかもしれない
アズベス「それに お前にメアリーを感じないんだよ
どんなにメアリーに似せて造られても違う
雰囲気も感じも息遣いも空気も全部違う
俺の知ってるメアリーではない」
アズベスの斬撃をくらい血を出し倒れてる
人形メアリー
人形メアリー「だから私は偽物だと見破られたのか・・」
アズベス「・・・
13年の片思い あまく見るなよ?」
人形メアリー「・・・く」
人形メアリーは動かなくなった
アズベス「・・・
回想
メアリー「戦争が続けばアキと一緒に居られると思って・・・」
回想 終了
アズベス「戦争が続けば軍隊である俺とメアリーは
一緒に居られるのかな そう考えると・・・
俺までバカになりそうだよ・・・
人形の中の世界 ミカ
人形アキ「なぜ・・愛する者を平気で斬れる・・・?」
剣士に”チェンジ”してたミカは
敵の人形アキを斬った
ミカ「あなたからアキを感じないんだよね」
人形アキ「なぜ そう言える!?」
ミカ「・・・
アキを愛してるから
ミカ「私の全部にアキが居るから」
人形のアキは崩れ大きく鏡のような物が現れた
ミカ「これが出口ね クルーゼたちは大丈夫かしら」
人形の世界を脱出した
ミカ「・・・え?」
これで全部ね♪
ミカ「・・・どういうこと?」
そこにはサムス隊に捕縛された
クルーゼ隊が居た
ミカもサムス魔銃兵に魔銃を突きつけられる
セリア「ご苦労様 ミカ・セイライト」
クルーゼ「いや~脱出した瞬間 いきなりサムス隊に囲まれて
魔銃を突きつけられてね」
ミカ「・・・うれしそうに語るな?」
サムス「”わかっているんでしょ”は こういう意味だったかセリア?」
セリア「そう♪人形の中から出てきたクルーゼ隊を
瞬時に捕縛し勝利を決めるためよ♪」
アズベス「みんな その策で捕まったのかよ!?」
ルダ「偉そうに言うな・・お前もだろ・・・?」
クルーゼ「つまりはゲームオーバーってことよアズベス君?」
アズベス「・・・なにを楽しそうに言っているんだ?」
セリア「私の この策にかかるようでは
カルセ様にもラフィス王にも勝利できないよ
だから あきらめなクルーゼ隊の諸君?」
囲まれてるのがサムス隊とは気づかないみたいだな?
セリア「・・・え?」
サムス隊の周囲の物陰から
300の魔銃兵が出現した!!
セリア「なに!なんなのよ これは!?」
その魔銃兵の中からセリアに魔銃弾が撃たれる!!
魔銃弾はセリアの頬を かすめた!!
セリア「クルーゼ隊に増援が居ただと!」
クルーゼ「さて どうするセリア・パナム?
囲まれてるのは お前たちみたいだぜ?」
セリア「サムス”見えてる”?」
サムス「・・・なにも見えん ここは退いたほうが良さそうだ」
セリア「くっ!全軍 撤退!」
セリア サムス対100は撤退して行く
ルダ「クルーゼ?なんの増援だ!?」
クルーゼ「なんのって決まってるだろ?」
このタイミングで良かったかクルーゼ?
クルーゼ「人形使い ジェイク・メリッセ
最高なタイミングで助けてくれたな ありがとう
にしても この300兵が人形だと気づかないかセリアも」
アズベス「え!これギルド騎士ではなく人形なのか!?」
クルーゼ「人形使いはセリアだけではない な?」
ジェイク・メリッセ?