ドルボード レース初日
とっとと報酬をもらってサブも ついでにもらおうと
あまく考えていた
なんだ これは! めちゃくちゃ難しいぞ!
ゴールはできる!(・・・そうでしょうね)
だが目標タイムをクリアできない!
クリアできれば豪華な報酬を入手できるのに!
しかし・・まったくクリアできる気配がない・・・
何度も何度も挑み続けて こんなことしてていいのか?
他にやること(日課や月課)あるのではないか?
挑み続けてベストタイムが目標タイムに
3秒 足りない・・・
わずか3秒・・だが その3秒の壁が厚い・・・
潮時か・・一週間にやらないといけないことが
山ほどある それを犠牲にしてまで
挑み続けるのか?
さすがに限界だ このレースのために
他の事が犠牲になる
がんばったじゃないか? これで満足だろ?
レニィ「これで・・・
最後のレースにしよう・・・
ラストラン
私の今までの2時間の経験を!
このレースに賭ける!!
良いスタートを切って走る
だが何事のミスもなく走ることが難しい
これで最後と決めた私は
コントローラーを握る手が震える
私は先頭集団にいた
先頭の方を走るのに危険は感じていたが
(細かく書くとネタばれになりますので ご容赦を)
もはや すてみの覚悟で挑まなければ
目標タイムは切れそうにない
そんな中 先頭を さっそうと走る人物を見つけた
レニィ「(この人・・・)」
ほぼ先頭を他者にゆずってない!
その人を先頭に他の者も追いかける!
レニィ「(この人に ついて行けば・・・
道を間違えずに済むんじゃないか!?
(↑ これが今までの敗因!)
このレース神に ついて行こうと!
その神はコースを完璧に熟知しており
無駄のない走りとブーストを使い
ほぼ他者に先頭をゆずってない!
私は必死に ついて行った(←便乗?)
そのレース神に まるで導かれるように
一回も迷うことなく走る会心の走り!
そして 最後の方!
今までで最高な走りをしてると確信した!
その手ごたえを感じていた!
だが・・逆に恐怖も感じていた・・・
レニィ「(もう これ以上の走りはできない・・・
自分でも完璧な走りをしていた
これで目標タイム切れなかったら!
レニィ「・・・
あきらめよう・・・
もうすぐゴールだ・・私のラストラン・・・
もう・・これ以上の走りはできない・・・
私は最後のブーストを使い
ゴール少し前で そっと目を つむった・・・
怖すぎる・・これでダメだったら・・・
手に入れられるか わからないじゃないか?
労力と時間を ただ無駄に使い
悲しみだけが・・残るかもしれない・・・
乗り越えられない試練などないと人は言うが
どこまでの代償を賭けて その試練と戦っていく?
「やめればいい そのほうが楽になれる」
そう つぶやく誰かがいた・・・
でも・・そうじゃない・・・
レニィ「人は・・・
その壁に挑み続けることに意義があるんじゃないか?
レニィ「挑み続けること・・・
手に入らなくてもいい だが戦うことを忘れるな!
それが人を大きく成長させる!!
「覚悟はできたか?」
レニ気「あぁ・・・」
私は・・そっと目を開いた・・・
その結果はと言うと
レニィ「わずか・・1秒の差で・・・
目標タイム・・クリア・・・
レニィ「すげえ・・うれしい・・・」
例えてみるなら
レグ4を初日で一発クリアしたときより うれしい!
(・・・わけも わからず勝利したため↑)
ラストラン
挑み続けることに意義がある
「なら その調子でサブもクリアしたらどうだ?」
私は この問いに速攻で答えた!
レニィ「もういいや!こんな きついこと!!」
「・・・・」
すご~く レースの内容を膨らませて書きました
ここまで読んでくれた方 ありがとうございます^^